Blender Developers ミーティングノート(100815)

投稿日時 2010年08月21日 | カテゴリ: 開発者ミーティング

元記事:Developers Meeting minutes, Sunday 15th august, 2010 - BlenderNation

B@rt氏による記事です。

新しいベータが今月末に出る? そして謎のスポンサーが復活!

Ton Roosendaal曰く、

こんにちは皆さん。

今日のミーティングで議論された議題のまとめです。





[wiki]
***現在のプロジェクト
-[[Campbell氏の「UIの宣言(declarative UI)」の実験:http://lists.blender.org/pipermail/bf-committers/2010-August/028354.html]]が、広範囲に渡り議論中です。結論は私たちが持っている物を守ることに留まっていますが、もっとボタンのレイアウト自身に似た構造にし、スクリプトをもっと読みやすくする(互換性のある)改良を行うため、議論自体は開かれたままになっています。Campbell氏は今、SVN にこのためのコードを持っています。

-また、Campbell氏は Blender内の名前の文字列について、公式にUTF8を標準とすることを提案しました(ファイルパスは除く)。まだいくつかのコード、特に文字列の長さの検査(バイト数が文字数より大きくなる可能性がある)をチェックする必要があります。ミーティングでは全般的に OK という意見でした。


***2.5
-UIとスクリプト用の RNA名(変数名)がもっと一貫性が向上する予定で、すでに Campbell氏、Brecht氏、Luca氏が作業中です。Campbell氏は水曜日に最終パッチと要望書を作成する予定で、(レビュー後)金曜日に適用できるでしょう。

-ミーティングでは、GSoCのプロジェクトを今 SVN に入れる可能性について簡単に議論しています。現時点ではプログラマが音声に関する、公開されているバグのほとんどを修正すると主張しているため、音声ライブラリプロジェクトのみ更新される予定です。他のプロジェクトについてはまだ待つべきでしょう。

-また、ブランチも待つ必要があります。Durian Render ブランチの適用についても広く合意が得られていません。これについては、完全に再レンダリングできるよう、Durian プロジェクト DVD にこのブランチのバイナリが付くため、受け入れられるでしょう。今も後々のマージで Brecht氏の助けを借りることができます。

-次のベータは元々8月の終わりを予定しており、もうすぐです…次週、これを再び議題として取り上げるべきです。

-ミーティングでは、継続して Blender の安定化を中心とすることに合意が得られています。Benoit氏の言を借りると「現在の Blender は極めて不安定(私はさらに格段に不安定といいたい)で、これは最優先事項とすべきです」

-Ton は(Matt の資金源となった)スポンサーが、保守とバグ修正を行う二人のアルバイトを雇うのに十分な資金を、継続して支援することを告知しました。彼は現在、方法と人員の調査をしています。1週間以内には、さらにニュースが出てくるでしょう!


***GSoC

-本日(8月16日、19:00UTC)終了しました! 生徒たちは彼らのブランチで作業し続けることができるのはもちろん、私たちも彼らが参加し続けることを望んでいます! また、Trunk がマージできないため、生徒たちに後でできるころまで残留して欲しいと思っています(これは新しい物を Trunk に追加しないためのいい理由であり、皆がブランチを同期し続けることができます)。

-今週、生徒たちはメンターチームからのレビューを受け取る予定です。これは Google に送られます。Wiki内の良質のエンドユーザドキュメントとテクニカルドキュメントが奇跡を起こすことを忘れずに!

それでは。
[/wiki]
-Ton-







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