Brecht氏が Octane チームに加入

投稿日時 2010年08月09日 | カテゴリ: コミュニティ・話題

元記事:Brecht joins Octane team - BlenderNation

B@rt氏による記事です。

フルタイムの Blender 開発者として Blender Institute で三年間働いた後、Brecht van Lommel氏は彼に必要な新たなチャレンジを見つけました。この3年間、Brecht氏は驚くべき量の作業を Blender に行ってきました。

Brecht、私は君を崇拝しています。そして新しい仕事にベストを尽くしてほしいと願っています。ありがとう!



Ton Roosendaal氏曰く、

3年間の Blender Institute での非常に素晴らしいサービスの後、Brecht氏は彼のキャリアとともに、彼の住居に近い、ベルギーのRefractive Softwareに9月付でソフトウェア設計者として移ることになりました。
彼は非常に前途有望な、先日の SIGGRAPH の展示会で多くの熱狂者を生み出した Octane レンダラの仕事をする予定です。

Brecht氏のポジションは、Campbell Barton氏がカバーすることになり、彼は Blender の開発、プログラマのサポート、バグ修正、Python デザインを、オーストラリアのメルボルンの自宅から、フルタイムで働き始める予定です。すでに彼はこのほとんどを行ってきていますが、これからは公式かつ給料が支払われるのです! 現在、Diego Borghetti氏が Blender Foundation でバグトラッカーのサポートをハーフタイムで行っています。今月支出が増えていることも知っていますが、今後もサポートと修正のため、新たなフルタイム勤務者の募集は大いにありうることでしょう。

過去数年間、Brecht氏が私たちのために働いてくれたことは大きな喜びであり、誇りであります。彼は非常に重要な貢献を多数しており、私は間違いなく彼がいないことをさびしく思うでしょう。幸運にも Brecht氏は Blender に留まり、空いた時間に開発者の一人として参加する予定です。
Brecht氏の新しい仕事の幸運と成功を祈ります。そしてチームに加わる Campbell氏を歓迎します!


以下は Bf-Committers メーリングリストでのリアクションの中の、Brecht氏の言葉です。

この転職についての詳細を少し。
Blender Institute と私との契約は今月末までで、私は自分が将来何をすべきかを考えていました。ここでの仕事は素晴らしいもので、Ton氏には非常に感謝しています。彼からは数年間多くのことを学びました。私は3年後、別のチャレンジ、単に何か少しだけ違うことをすることが必要だと感じ、職探しを始め、私の住居に近いという利点のある、Refractive Software での仕事を見つけました。

私はまだ Blender の開発に参加するつもりですが、ここでの仕事を始める以前のように、自分の空き時間で行う予定です。競合する契約などはありません。Durian の機能の Trunk へのマージ、2.5の完成、そしてその後もいろいろと行う予定で、Blender には将来的に改善したい機能がまだまだたくさんあります。

内部レンダーエンジンの開発についていえば、もうあまり多くは関与できないですが、外部レンダーエンジンの統合により焦点を当てます。もちろん、Render ブランチの機能のマージと、その動作を他の人に理解してもらう手助けもしてみたいと思います。

開発やドキュメンテーションの手助けをして下さった、そしてオープンムービープロジェクトを支援して下さった皆さんに感謝します。さらに、私はまだ IRC やメーリングリスト、SVN へのコミットもする予定ですので、あまり大きな変化はありません。

それでは。
Brecht







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