Sintel のプレ・プレミアの様子の動画とレポート

投稿日時 2010年07月20日 | カテゴリ: オープンムービー

B@rt氏による記事です。

家庭の事情により私は昨日の Sintel プレ・プレミアには行けませんでした。しかし、Ali Boubred氏がこのイベントの素晴らしい感想ビデオを投稿されており、BlenderArtists の Roel Spruit氏(ビデオの中では間違えて「BlenderNation の」と書かれていますが )がこのイベントの短いレポートを私たちのために書いてくださってます。お二人ともありがとう!



Roel氏曰く、

7月18日の日曜日、150人の BlenderHeads の一団が Blender Institute の最新短編映画、"Sintel" のプレ・プレミアに参加しました。
この行事のために借りた小さな映画館である、アムステルダムの Studio-K の外での Durian チームによるレセプションの後、私たちは Ton Roosendaal氏がショートイントロダクションを行うこの劇場に向かいました。






プレ・プレミアであるため、私たちはこの映画のいくつかの部分は未完成であり、主にカラーグレーディングといくつかのショットでレンダリングエラーが見られることを注意されました。また、この映画が偽物ではないことも! このことはこのレビューにこの映画のストーリーや紆余曲折といった具体的なディテールが含まれていない理由でもあります。イントロダクションの後、ショーが始まり、私たちは Sintel の初上映を楽しみました!

映画のレビューというものはいつも主観的です。ここ10年間 Blender の進化をフォローしている人間として Blender Institute の最新プロジェクトを見て、私は Durian チームは本当に素晴らしい映画を生み出したのだと言えます。

ストーリーテリングは非常に素晴らしく、映画の構造は驚くべきもので、あまり「お約束」も多くはありません。観客の中には自分より若い人たちもいましたが、この映画は場所によっては怖い場面も少しあるものの、彼らのリアクションがそのまま熱中度とイコールになっていました。この映画を Blender を使用している観客に見せると、ほんのささいな欠点を誇張し、このチームの気力を失わせるに違いありません。

私は技術以外の観点からこの映画を見ることにし、楽しさと感動を同時に味わいました。いくつか色の問題と、アーティファクトがありましたが、それは初期最終版から予期されていたことでした。以前の Blender Institute による(映画)プロジェクト、Elephants Dream と Big Buck Bunnyと比較すると、Sintel は ED のムードとビジュアル、BBB のストーリーテリングと親しみやすさのいいコンビネーションだと思いました。

映画の後、私たちは Ali Boubred氏による15分の「メイキング」を楽しみました。彼は全制作過程中、このチームを追い、チームメンバー全員の素晴らしいインタビューを行っています(彼は1800時間の映像を撮影されています!)。私はこのプロジェクトが本当に完成した時、完全なドキュメンタリーを見るのが楽しみです。

この後、バーに出かけました。そこではもちろん、この映画が雑談のメインの話題でした。私にとってこのようなイベントは常に、私の古い Blender 友だちと会う機会となっており、この特別な機会のため、遠方からやって来た多くの人たちと会えて嬉しかったです。チームのプレゼントで来た家族のメンバーや、さらに何人かはこのためだけにアメリカから渡航してきた人までいました! 私たちは深夜1:00までこのバーにいました。皆さんも私たちが素晴らしい時間を過ごしたことが想像できると思います!

Roel Spruit


私が飲みに行くとヤギのようなヒゲになってしまうと思います。
(訳注:蛇足ながら、B@rt氏が行くとヒゲがヤギ状になるまでバーで話し込むであろうということです)


ちなみにこのレポート動画は伝説のこれはひどい動画的なアレをちょっぴり期待してましたが、さすがに今回は普通の編集でした。残念。



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