Blender Developers ミーティングノート(100613)

投稿日時 2010年06月15日 | カテゴリ: 開発者ミーティング

元記事:[Bf-committers] meeting minutes - June 13, 2010

Tom Musgrove氏による記事です。
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''1) 現在のプロジェクト''

-Sergey Sharybrin氏は ShepeKey でのスカルプティングの問題を調査中です。

-Joerg Mueller氏は .blend ファイルの読み込み時の Ipo->curve の変換コードを移動すべきと考え、氏は下記のパッチを提案しています。
http://www.pasteall.org/13752/diff

-Campbell Barton氏は昨日モディファイアを一つ書きました。Hooksに似てますが、もっと柔軟性があります。
https://projects.blender.org/tracker/index.php?func=detail&aid=22586&group_id=9&atid=127

-一つのモディファイアスタック作者や作者達、チームのために、レビューや承認用のフォークが必要なのかという議論がありました。

-Lukas Tonne氏は二日かけて彼の二つの大きな Particle パッチを一つの大きなパッチにマージしました。

-Nathan Letwork氏はまだ Windows と Win64用のライブラリの調査と更新を続けています
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''2) 2.5の進行''

-Campbell Barton氏は現在の Curve デフォーマの挙動はより正確になったが、以前のリリースとの違いがあると書いています。(訳注:リンク先がないため、削除しました)

-Tom Musgroveは、2.5リリースのため、スクリプトブランチのマージのために何ができるのかを尋ねました。Ton は Nicholas Bishop氏と Brecht氏とともに議論したいとのこと。

-Nathan Letwory氏は Matt氏のデータファイルパスのパッチをチェックする予定です。

-Campbell Barton氏はリリース前に Python API のクリーンアップをしたいそうで、氏はこの ML に変更の提案のリストをメールする予定だそうです。
http://wiki.blender.org/index.php/Dev:2.5/Source/Architecture/RNA#Properties

-氏はまた、Driver と FCurve パスを修正するスクリプトを提供する予定とのこと。

-また、Campbell氏は Render API に、リリースには不安定とマーキング、もしくは削除することを提案しています。

-多くの外部レンダラはこの API を使用中であり、彼らの意見が、何が最も望ましい道であるかを模索するであろうと指摘されていました。

-Ton はドキュメントは限定的としながらも、これらの API を保持する妥協案の可能性について示唆しています。
現存の API を使用中のプロジェクト ― gamekit、LuxRender、YafaRay、VRay の方々は意見をお願いします。

-Ton は329のバグが2.5x のトラッカーにあることを指摘しています。
2.5のトラッカー内のバグの多くは両バージョンの物が表示されているため、2.49bと比べ2.5xのバグは少ないことは間違いないと、Tom により指摘されています。


''3) Google Summer of Code''

GSoCの生徒たちの今週の状況報告です。

-Joshua Lueng氏 - コアアニメーションシステムへの物理シミュレーションの統合
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000073.html

-Konrad Kleine氏 - ペイントツールの更新
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000074.html

-Rohith B.V.氏 - Mesh の四角形再構築
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000075.html

-Mitchell Stokes氏 - GLSL シェーダ
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000076.html

-Nick Samarin氏 - 経路の再計算と迂回路探索
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000077.html

-Leif Andersen氏 - フレームワークのテスト
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000078.html

-Nicholas Bishop氏 - Multires アップグレード
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000079.html

-Mike Erwin氏 - 楽しい入力デバイスたち
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000080.html

-Jason Wilkins氏 - Sculpt ツール
http://lists.blender.org/pipermail/bf-committers/2010-June/027928.html

-neXyon氏 - ゲームエンジン API
http://lists.blender.org/pipermail/soc-2010-dev/2010-June/000081.html


''4) Durian、Siggraphなど''

-Siggraph: 2つの BoF がありますが、まだトレードショーの情報はなく、現時点ではすべての資金は Sintel に消え、更にまだスポンサーは現れてはいません。
小さな Siggraph のブースでも15k USD(138万円)+旅費、ホテル代など。

-作業の大半は Siggraph のちょうど一週間前に終了する予定で、多分いくつかの部分がその後もレンダリングが必要になるでしょう。

-Blender Institute は、Durian のステレオ立体視のレンダリングに興味がありますが、品質に問題のないステレオ立体視バージョンに十分な資金調達先が見つかればの話です。

-Ton は残りの2.5のデザイン問題と安定化に関することすべてを片付けるため、少なくとも半年のコーディング作業が終わるまでは、新しいオープンムービーを始めない意向です。
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