Blender World Cup 2010 ― 今までに見た事のない物を

投稿日時 2010年06月07日 | カテゴリ: コンテスト

元記事:Blender World Cup 2010 ? Like you’ve never seen it before - BlenderNation

コミュニティレポーターによる記事です。

BWC はその挑戦の内容を毎年変更しており、その題目はいつもいきなり現れます。
7年の歴史があり、複数の競争ラウンド制、アニメーションコンテストなど、全体的に対象は毎年山ほど違いがありました。

しかし一方で、まだ「リアリティ」には挑戦していませんでした…。まあ、曲がりなりにもアートコンテストである以上、リアリティはオプションになってしまいます。

コンテストのことを考えて下さい!
スカルプティングのことを!
キャラクタのことを!
家中の大量のもののスケッチとスキャニングすることを!
並外れたものを!
そして、ストップモーションを!

この題目の詳細は公式サイトにて。

締め切りは2010年9月1日です。



コンテストについてもう少し
多くの企業が、Blender のことをまじめに考えており、歴史の中で、Blender の素晴らしさ、そして Blender は決して孤独ではないことを世界に示すのに完璧なタイミングだと思われます。

今年の BWC は、コミュニティをぬるま湯の外に出し、Blender をフォトリアルレンダラと組み合わせ、芸術性とリアリティの両方を同時に兼ね備えた何かを達成することに挑戦します。

このコンテストへの質問がありましたら、公式サイトに行くか、もしくはBlenderArtists.org のフォーラムで質問して下さい。

― 公式発表前にコンテストサイトに訪れ、オリジナルルールについて意見を持っていた人が何人かいました。もちろん私たちはそれを聞き、ルールはその時から変更されました。
しかし一方で、私はまだ、参加したいがルールがそれを阻んでいると感じている人がいるかどうか興味があります。もしいらっしゃいましたら私たちに知らせてください ―

楽しいコンテストを。


もう少し補足を。

題目は、"Larger than life(Stop Motion)"。並外れた(ストップモーション)という意味でしょうか。
前述の BWC からの引用によると、

今年の Blender World Cup は(フォトリアルレンダラの)Indigo レンダラによる支援を受け、今までになかった BWC のコンテストになります。
アーティストたちにとってリアリズムは興味深い制限の一つであり、私たちは創造性に焦点を当て、テーマを選びました。

これが2010年のテーマが、ストップモーションフィルム風のシングルショットを作成するというものになった理由です。アーティストとして何かとんでもない物をつくるため、止まったものをすべて持ち出す必要があります。



ルールについてですが、今回はレンダラによって二つのカテゴリが分けられており、一つが "Unbiased"。アンバイアスドレンダラである(そしてスポンサーの)Indigo や、オープンソースの Lux Renderer が使用可能です。ポスプロはカラーバランスなどの調整や粒子感の除去以外は認められていません。ただしテクスチャには制限はありません。

もう一つが "Open" で、Blender internal や Yafaray など、好きなレンダラが使用できます。ポスプロについても特に制限はありません。

レンダリング画像は1メガピクセル(縦×横のピクセル数が1,000,000以上)の jpeg で、Unbiased カテゴリでは更に編集していないレンダリング画像と、フルサイズ画像がレンダリング可能な3Dファイルが必要です。

なお、エントリは8月から開始され、その時に公式サイトにエントリフォームが追加される予定だそうです。

その他参考イメージや Tips などもありますので、公式サイトに訪れてみて下さい。



Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://blender.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2945