アートとコードを物々交換する、Art For Code サービス
投稿日時 2010年06月04日 | カテゴリ: コミュニティ・話題
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元記事:Art For Code Ready for General Usage - BlenderNation
コミュニティレポーターによる記事です。
Art for Code プロジェクト( http://www.artforcode.org/ )の準備ができました。Art for Code は、LetterRip (Tom Musgrove)氏により立案され、Benjamin Tolputt氏により実装されました。このアイデアは、Blender ユーザ(近日中には他のオープンソースアートツールのユーザも)が、Blender に欲しいアイテム(バウンティ)を送り、その後その応募者と他のアーティストたちがそのバウンティにインセンティブを追加できるというものです。例えば、2時間のモデリング、テクスチャリング、コンセプトアート、リギング、アニメーション付けなどです。インセンティブが増えたり大きくなるほど、開発者たちの時間を割くだけの価値があるでしょう。
アーティストはこのサイトに登録し、そのバウンティとインセンティブを投稿し、彼らのポートフォリオへのリンクを提供します。
次のステップは、アートワークを完成させたいコーダー(すべてのコーダーにはアートワークが必要です。一般的なプログラムにはアイコン、スプラッシュスクリーン、ロゴが必要ですし、同人ゲーム作者にはキャラクタ、背景、乗り物などが必要です)が、彼らが実装するための知識とスキルを持っている、そして彼らのニーズにマッチしたインセンティブを持つプロジェクトを探し、そのプロジェクトにどれぐらい長くかかるかを考えます。
できる見込みのあるコーダーは、コメントに質問することができ、機能をリクエストした人は説明ができます。また、コーダーはアートワークの一部について具体的なリクエストを行うこともできます。一緒にお互いが幸せになるのに必要なコーディング作業とアートワーク内容の交渉をすることもできます
コーダーも以前行ったコーディング作業のリストを見せることができます。
そしてプログラマは、そのコーディングの仕事を引き受け、作業に取り掛かります。一旦彼が完了したら、彼はその仕事の完成の印を提出します。アーティストは同時に作業に取り掛かることも、完成を待つこともできます。
その後、作成されたアートとコードの交換が行われます(コードはトラッカーへパッチとして投稿、もしくはそのコーダーがバイナリビルドをアーティストのために作成するかもしれません)。
この方法で、私たちは Blender に欲しい機能を得られます! そして一方、プロジェクトで作業中のコーダーたちはいわゆる「プログラマの絵」ではないアート資産を手に入れることができ、アーティストたちは彼らのできることを、コーダーたちも彼らのできることにベストを尽くすことができます。― ひとつの Win-Winシチュエーションです。
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