bf-blender / Windows (2004/10/06)
投稿日時 2004年10月07日 | カテゴリ: テストビルド
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元記事:bf-blender / Windows (2004/10/06)
gabio氏による10/6付bf-blender Windows版のビルドの配布です。
長らくお待たせしました。いくつかの新機能があります。新たなビルドをお楽しみ下さい。 この新機能の最大限のテストをお願いします。
概要 - OOPsWindowにコネクタとして曲線が追加。 - ATiの互換性の問題を解決。 - バグ修正。 - Rounded Themeのクリーンアップ。 - 新しいOutliner(データの階層表示ツール)Ver1.0 - 新オプション、"passepartout"。Camera ViewのViewborder(破線表示部分)の外側を暗く描画します。 - 新機能:outlinerオプション "Show same type"
Commit ton氏 Log: 小さな変更がたくさんあります。すべてBlenderのUI用です。
----- UIのフロントバッファへの描画の停止 インタフェイスツールキットはすべての(メニュー・ボタン使用中の)リアルタイムの更新をフロントバッファに描画していました。これはクロスプラットフォームで上手くサポートされておらず、一旦停止するいい機会でした。現在フロントバッファへのアクセスはglReadPixelsとglCopyPixelsのみ使用します。
リアルタイム更新もしくはメニューは常にバックバッファに描画されるようになり、必要になればフロントへコピーされます。
注:これはテストされていますが、完全なレビューが必要です! PCでは私はバックバッファ選択が怪しいと思います(チェック!)。SGI・SUNのワークステーションではスムーズに動くでしょう。しかし私には証拠が必要です。
----- 小さな修正 - AAフォントがATiシステム上でゆがんでいました。現在AAフォントは正確なピクセルの位置に描画されています。新しいFTGLライブラリも必要で、パッチがメーリングリストにあります。 - Rounded Themeにアンチエリアスされたアウトラインを使用。 - プルダウンとポップアップメニューにかっこいいソフトシャドウがつきました。 - 新しいボタンタイプ'PULLDOWN'。プルダウンメニューと呼ばれるものです。 完全なメニュー・プルダウンの描画がThemeに追加されるでしょう。 - 1つのウィンドウのスクリーンショット(Screendump)を、Headerも含めた完全なウィンドウで行うように。 - 空のプルダウン(例:BlenderがScriptなしで動かしている時)がもう描画エラーを起こさなくなりました。
レビューと遊び用: - OOPsWindowにコネクタとして曲線が追加。
Log: どのコピーバッファ方法がベストかをテスト。 Test for people which copybuffer method is best.
G.rt==2: glReadPixelとglDrawPixelの両方を使用します。
他には、glCopyPixelの使用。(高速用サポート)
Log: 新しいUIシステムと、vertexpaint/faceselect/weightpaint/texturepaintの修正
バックバッファが選択コード用に使用されている場合、システムは一時的にフロントバッファ描画に切り替えます。現在、より簡単な解決方法です。
次のCommit: 新しい'zbuffer clipped selection'も、プルダウン・ポップアップメニューの後に働かないのを修正します。
Log: ああっと、ボタンのポップアップメニュー呼び出しがフラッシュされていませんでした!
stiv氏 Log: Curve.getControlPoint()のドキュメントの間違いを修正。
ton氏 Log: Rounded Themeのクリーンアップ。
- ピクセルをアンチエリアスされたアウトラインに揃えました。 - menu decorationを統合。
そしてメニューボタンがクリックされた際に押された表示を描画しなかったのを修正。
jesterking氏 Log: FTGLライブラリをTon氏のパッチで更新。
-ton Log: 新しいOutliner Ver1.0
OutlinerはBlenderのデータと依存のリストを階層図で表示します。'databrowse'はこれを完全には表示せず、OOPsではまだ混沌としすぎています。とりわけ、前者二つは多くのツールでは提供されていません。
IRCでの議論の後、Matt氏がこのデザイン案を持ってきました。 http://mke3.net/blender/interface/layout/outliner/ これは下記の実装と非常に近いものです。
現在のバージョンはBlenderのすべての'ライブラリデータ'(Object、Mesh、Ipo等)が表示されるだけで、Vertex GroupsやNLAのような'ダイレクトデータ'は表示されません。
私はOOPsWindow内にオプションの一つとしてこれを作ることを決めました。Viewプルダウンメニュー内のオプション、もしくは直接[Alt]+[Shift]+[F9]で呼び出すことができます。
ここでOutlinerのGUIについて簡単に説明します。
- Headerのプルダウンで表示可能な物を選択できます(Visible = 現在のレイヤにある)。 - 三角形の矢印でクリックすると開閉します。 - [A]キーですべてを開閉します。 - 左クリックでアイテムがアクティブになります。そしてデータタイプを元に一組の更なる動作をします。 -- Sceneをアクティブにする -- Objectの選択・アクティブ化 -- EditModeへ入る(クリックしたのがMesh、Curveなどだった場合) -- 適切なShading Buttonsの表示(Lamp、Material、Texture) -- IpoWindowに現在のIpoを設定 -- あるActionのIpoチャネルをアクティブに -- 選択またはアクティブなObjectをThemeのSelection Colorで描画 -- Object上で[Shift]+クリックで、追加の選択 -- [.]キーで現在のアクティブデータを中心にリストを描画
TODO - 右クリック選択:削除や複製のような操作の指示用 - 更なるデータタイプの表示 - アイコンの(再)デザイン… - Matts氏の論文に述べられている多くのオプションがまだ…
Log: 前回のCommitの最後の修正。
新オプション、"passepartout"。Camera ViewのViewborder(破線表示部分)の外側を暗く描画します。Wybren van Keulen氏提供です。 ボタンがRenderButtons([F10])の"DispView"のすぐ上に追加されています。これが一時的なものか、本決まりの機能になるか、フィードバックをお願いします。
Log: - Outliner: 現在、(最初に表示される)新しいアイテムが崩壊しています。 - Outliner: Armatureデータ上でクリックするとPoseModeへ移行するように。
そして長らく待たれていた、探していたものがコード内のたった3行に:
- PoseMode: 移動できるBoneがない場合、クリック-選択-ドラッグもしくはGrabジェスチャーで自動的に'rotate'に切り替えます。
Log: - 修正: PoseModeの出入り時に不正なポインタを使用しており、クラッシュの可能性がありました。 - PoseModeの出入り時にはoutlinerも更新されるように。
- 新機能:outlinerのオプション"Show same type"。現在アクティブになっているObjectと同じタイプのみを表示します。すべてのLamp、MetaBall、Armatureなどをみるのに便利です。
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