OpenCL対応版 LuxRenderである LuxrenderGPU の画像と比較が公開!

投稿日時 2010年02月06日 | カテゴリ: YafRay(&外部レンダラ)

GraphicAll.org公式Twitter記事より

LuxRender のフォーラムで、LuxRender の従来版と OpenCL対応版という、GPU による支援が受けられる LuxRender比較画像の公開が行われています。

上記スレッドによると、i7 860+ATi HD 5870上において、非対応版では秒間57,000サンプルですが、対応版では202,000と、約4倍弱に向上しています。

また、ローエンド環境による比較(Q6600+NVIDIA 240GT)でも、秒間31,000サンプルに対し59,000と、約2倍弱程度に向上しています。
さらにネットワークレンダリングにも対応しているとのこと。

以下はこの比較を行われた Dade氏のこの記事の引用です。

LuxrenderGPU は LuxRender の OpenCL 導入プロセスの最終段階に非常に近いものになる予定です。完全な OpenCL 対応を計画している LuxRender Ver.0.8の作業を始める前の最終プロトタイプとするのが目的です。LuxrenderGPU には、最初のプロトタイプの LuxRays ライブラリも含まれています。

LuxRender の開発者チームは、LuxrenderGPU の最初のレンダリング画像を今日公開てきて非常に嬉しく思っています。この披露は OLuxRender の OpenCL対応プロセスの重要なマイルストーンである一方、エンドユーザが使えるようになるには遠く、まだプロトタイプ・実験という表現をとっています。つまり、LuxrenderGPU のバイナリパッケージがすぐには利用できないことを意味します(ただし、ソースは LuxRender ソースリポジトリで利用可能です)。






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