2.5用のGrease Pencilからオブジェクトの行列を作る Arrays Sketching スクリプト
投稿日時 2010年02月02日 | カテゴリ: スクリプト・プラグイン
blekei氏による情報です(感謝!) 。 Eclectiel氏による、指定したオブジェクトの複製を Grease Pencil の軌跡に並べたり、融合した平面を作成するスクリプトです。虫や甲殻類などの生物の作成に便利かもしれません。
導入方法は、r26510以降のblender 2.5(Graphicall.org からどうぞ)で、こちら からダウンロード(今すぐダウンロードというボタンをクリック)した ArraySketch_v0_6_alpha.zip を展開し、中の.blendファイルを読み込ませて下さい。ちなみに日本語のパス上にあると失敗しますので注意。 その後、ArraySketch→ArraySketch_hotkeysの順番でスクリプトを実行([Run Script]をクリック)します。 使用方法は次のとおり。 1) メインオブジェクトを作成します。ストロークはすべてこのオブジェクトの子となります。種類は Cube でも Armature でも構いませんが、ストロークの作業中はこれが常に選択状態にあるようにしておく必要があります。実際にはストロークを削除すると、自動的にこのオブジェクトが選択状態になるようです。 2)[D]キーを押しながらストローク描画、[D]を押しながら[G]でストロークを変換。選択されているブラシオブジェクトをストロークに複製します。 [wiki]-ツールの使用はツールシェルフ([T]キー)内のArrays Sketchingで行います。 -ブラシオブジェクトの選択は、ブラシに使いたいオブジェクトを選択後、[Pick Brush]ボタン。 -ストロークの編集はStroke Edit Mode ボタンを押す。Tilt は[Ctrl]+[T]、コントロールポイントの部分の大きさを変えるのは、[Alt]+[S](Shrink/Fatten)。大きさのスムージングは[Y]キーです。 -ストローク内に複製されるオブジェクトの数は、Array モディファイアの Relative Offset のXの値を変更して下さい。 -四角形ポリゴン化(Conver to Mesh もしくは All quads meshing)は、ツールシェルフの3つのキーを上から順番に押して下さい。メタボール化され、その後Mesh変換されるステップ(ポリゴン削減、四角形ポリゴン化、分割、Shrinkwrapモディファイア適用)が実行されていきます。将来的には一つのボタンにしたいとのこと。 [/wiki] 以下は BlenderArtists のスレッド からの引用です。既知の問題 [wiki]-ストロークを追加する前にメインオブジェクトに、Apply scale and rotation([Ctrl]+[A])を実行しておいて下さい。 -現時点ではブラシオブジェクトはメインオブジェクトと同じレイヤに置いておく必要があります。 -メタボールへの変換(訳注:Mesh変換中の処理のひとつ)は、各メタボールを作成するたびに遅くなります。これは一見、メタボールが増えるので自然なことに思われますが、これらのメタボールを削除し新しくMeshを作成する変換を行っても遅いままです。 これは Mesh 変換を行う前にファイルを保存し、再び開くことで回避できます。これはどこかで何かが残っているのでしょうが、それが何か、そしてどこかはわかりません。恐らく開発者の人は何が起こっているかもっと良くわかるのでしょう。[/wiki]