Aqsis 1.6.0リリース
投稿日時 2009年10月14日 | カテゴリ: YafRay(&外部レンダラ)
|
元記事:Aqsis team release Aqsis renderer 1.6.0 - BlenderNation
B@rt氏による記事です。
「RenderMan スタンダードに忠実なオープンソース3D レンダリングソリューション」である Aqsis が、1.6.0をリリースしました。
以下はその告知から。
チーム全体による活動が数ヵ月たち、Aqsis の最新の安定版リリースがダウンロードできるようになりました。
このバージョンは表面上、あまり大きな更新ではないように見えますが、参加している様々な人による多大な取り組みが行われており、開発者のみならず、確認されている問題、ユーザビリティの向上への助言などのすべてのエリアからの情報がなければ、更新は成しえなかったでしょう。 その結果、非常に早く、(さらに)安定化、より使いやすい製品になりました。
大きな変更とは別に、大きなアーキテクチャのオーバーホールが行われ、目覚ましいスピードの向上、新機能の追加がされました。これらは Aqsis を使用する人々からのリクエストを直接反映したものであり、プロダクション環境での Aqsis のユーザビリティを向上させる、価値ある更新の象徴といえるでしょう。
全般的な最適化とパフォーマンスがこのリリースでの最優先事項であり、以下のような点が改善されています。 [wiki]-バケット境界が重なる部分でのサンプル再計算の中止 -サンプリングとオクルージョンカリングコードのリファクタリングと -被写界深度とモーションブラーエフェクトのそれぞれに対し、デフォルトで "focusfactor" と "motionfactor" の近似が有効化されました。 -シャドウマップレンダリングスピードの向上 -大きなポイントクラウドでの分割コードの高速化
更に、重要な機能拡張も向上しています。 -OpenEXR ディスプレイドライバのマルチレイヤサポート -Side Effects "Houdini" プラグイン -新しい RIB パーサ、インラインコメントのサポートと、エラー報告の向上 -Matte の "alpha" サポート、半透明のサーフェスでない場合、直接影をレンダリングします -アドバンスドフレームバッファ(Piqsl)のリファクタリング -テクスチャリングの向上 -デフォルトで "smooth" シェーディング補間が有効に [/wiki]
リンク ・1.6.0 Announcement ・Aqsis ホームページ ・Aqsis ダウンロード ・Blender to Renderman プラグイン
|
|