Siggraph 2009の Blender ブースで使用された OS、Animux
投稿日時 2009年08月20日 | カテゴリ: 関連ソフトウェア
|
元記事:Animux used in Blender Booth at Siggraph 2009 - BlenderNation
Mark Puttnam氏による記事です。
Animux(アニメーター用に設計された、Linux ディストリビューションをカスタマイズしたオペレーティングシステム)が、Siggraph 2009の Blender ブースのマシンで使用されました。私たちはこの機会を与えてくださり、世界中のアニメーターたちのニーズに合うような、Animux の調整を助言して下さった Ton氏に感謝しています。
ブースでは、Siggraph の期間中に使用されていた NVidia Quadro ビデオカードのついたマシン、HP Z600シリーズに、Animux Version 2.0 tremor 64bit(Beta)がインストールされました。私たちはこのベータバージョンのテスターを探しています(mailto: info (att) animux (doott)org)。 Animux V1.0 Genesis stable は、32ビット・64ビットで使用可能です。また、Animux は PPC アーキテクチャの旧 Mac でも利用できます。
Animux の重要な機能をいくつかご紹介します。 [wiki]-32/64ビットアーキテクチャで利用可能。旧Mac PPC バージョンでも利用できます。 -レンダーファームの一つとしてすぐさま起動 -オープンソースアニメーションパイプラインとして必要な、ほとんどのツールを装備。 -8つのレンダラ、3つのレンダーファームマネージャ、60以上のアニメーション中心のツール(Blenderのパイプラインを支援・サポートします)。Blender 2.49a も含まれます。 -簡単に使用可能なインストーラ。 -様々な Blender プロジェクトでテスト済 (Mancandy、Oversaturated、Prince Harming to Prince Charming)。 -コアの開発の方針はアニメーターのニーズに従っています。 -完全にフリーの Animation Digital Asset Manager (ADAM:アニメーションディジタル資産マネージャ)の設計と実装が進行中です。 -アニメーションスタジオのニーズに合わせた、大量の配備と大量の設定を編成済。[/wiki]
Siggraph での Animux は今回で2年目となります。今年はいい BOF を行え、ここでは私たちの短編、"Prince Harming to Prince Charming" (http://ph2pc.animux.org/)のプレビューを初公開しました。また、48Hours をアニメーションのグローバルチームとともに終えた Jason Van Gumster氏が監督した5分の短編アニメーション、Oversaturated (http://www.handturkeystudios.com/)も上映しました。私たちは Animux liveUSB(USBスティックにインストールされた Animux)だけを使用した、「構築が簡単な」Animux Caseless Rackmount Renderfarm を使用し、レンダーファームを構築しました。
Bassam Kurdali氏、Jason VanGumster氏、Paula Decanini氏は、これは要望を集めた物であり、個人のアニメーターにとって、オープンソースパイプラインを使用するチャンスだと演説しました。
|
|