Sony Imageworks が、5つのインハウスツールをオープンソースで公開

投稿日時 2009年08月05日 | カテゴリ: 技術・開発関連

元記事:Sony Imageworks releases 5 projects as open source - BlenderNation

B@rt氏による記事です。
Sony Imageworks は、彼らのインハウスツール5つを、オープンソースソフトウェアとして公開されました。

CTO Rob Bredow氏によると、

オープンソース、それは常に Imageworks のその瞬間瞬間を形成する一部です。しかし、現在まで私たちはオープンソースコミュニティへ寄与し返す機会がありませんでした。それを今から変えようとしています。

私たちはオープンソースとしてリリースする5つのプロジェクトを選択しました。このソフトウェアは世界中の大きなスタジオでも小さなスタジオでも、フリーでご利用下さい。わざとポピュラーな、制限のないライセンスモデルを選択し、皆さんが確実に多くのオプションを持てるようにしました。

これらの各プロジェクトの背後には、そのコードが広く使用されているのを見るのが趣味な、情熱的な人々がいます。私たちはこのコードの周辺の小さな開発コミュニティを構築することを考えています。もし寄与に興味がある方がいれば、各メーリングリストに参加し、自己紹介して下さい。

皆さん自身が Imageworks のオープンソースの贈り物に慣れるのには少し時間がかかるでしょう。皆さんにとって便利でありますように。

以下が彼らがリリースした5つのパッケージです。
・OSL - オープンシェーディング言語(Open Shading Language)
・Scala Migrations - データベースライブラリマネージャ
・Field3D - ボクセルデータストレージライブラリ
・pystring - Python String を C++ でハンドリングするツール
・Maya Reticle - Maya用の柔軟なカメラガイド

パッケージはすべて BSD ライセンスです。詳細は彼らのサイトにてどうぞ。

私はこれを Sony Imageworks による素晴らしい動きと考えています。たとえこれらのパッケージのクオリティや便利さを判定できなくても。皆さんはどうお考えですか? これから Blender が恩恵を受けることはできますか?




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