Blender での立体視レンダリングチュートリアル
投稿日時 2009年07月23日 | カテゴリ: リソース・チュートリアル
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Tim Formica [Room335]氏による記事です。
Sebastian Schneider氏はステレオカメラテクニックをひととおり探した後、自前のバージョンを作ることに決めたようです。立体視眼鏡を再び取り出す時間がやってきました。
Blender にはステレオカメラはなく、私たちの馴染み深い3Dプログラムで立体視アニメーション(link Up、IceAge3など…)を作成するいい方法を見つけることができませんでした。私は Python スクリプトと、軸外ステレオカメラをシミュレートする短い対処方法を書くことにしました。
その結果は私のサイトでどうぞ。
氏のサイトではこのチュートリアルによって作成されるblendファイルと、Pythonスクリプトのみ、そしてこのスクリプトのニューバージョンがダウンロードできます。このニューバージョンを使用すると、このチュートリアルの7,8,9のステップが省略できるそうです。 ちなみにB.U.は Blender 単位のことで、このスクリプトではこれを1mもしくは1cmとみなすよう設定できます。また、3.Important で書かれている、チュートリアルの注意点を引用して訳しておきます。
a) Center Camera は移動、回転、アニメーションのみ行うこと b) この Center Camera はスケーリングしてはいけない c) 'MainScene' でのみ作業すること d) Center Camera の 'Track-To' Constraint はスクリプトによって削除される e) レンダリング画像の横幅(SizeX)の変更は Python スクリプトを通じてのみ行うこと f) カメラの画角(Fov)の変更は Python スクリプトを通じてのみ行うこと
・ステレオカメラは好きなだけ追加できます。単に新しい Camera を追加し、これをアクティブカメラにし([Ctrl]+テンキー0)、(スクリプト内の)'Set Stereo Camera' を押すだけです。 ・この Python スクリプトではパラメータの保存をしないため、各Camera のパラメータを確実に設定して下さい。 ・レンダリング前にはこれらの新しく追加した Camera から Left- と RightCamera シーンへのリンク([Ctrl]+[L]→To Scene)と、それらを各シーンでアクティブカメラにする([Ctrl]+テンキー0)ことを忘れないで下さい。
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