アーティストたちのための新しい Linux のディストロ、openArtist
投稿日時 2009年06月26日 | カテゴリ: 関連ソフトウェア
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元記事:New Linux distro for artists- openArtist - BlenderNation
B@rt氏による記事です。
OpenArtist は、新しい Linux ディストリビューションです。Ubuntuを元にしていますが、完全にグラフィックス ― と、Blender ソフトウェアで飾られています。
Cellstorm曰く、
[wiki]皆さんはじめまして。アーティスト向け Linux ディストリビューション、openArtist を告知したいと思います。
ubuntu Hardy を元に(ただし、いろんな面で jaunty にアップデート)、フリーソフトウェアの世界でほぼすべてが可能なことが特徴です。カテゴリは 2D、3D、オーディオ、ビデオ、VJ、ハードウェアインターフェイシング、コラボレーションなど。
まずは皆さんのほとんどが興味のあると思われる、3Dについて。
''Blender を大々的にフォーカス''
-5つのバージョンの Blender (2.49、2.5と graphicall のデイリービルドをダウンロードするスクリプト、2.41、2.45、そして互換性と、楽しみのための publisher 2.2.5) -nautilus への統合(blender の mimetype を持ち、2.41, 2.45で開きます。動画のコントロールを右クリックの blender:anim で行います)、home ディレクトリには blender フォルダが隠されており、すべてのバージョンの scripts フォルダや Sequence、Texture プラグインにすばやくアクセスできます。 -コラボレーティブな Blender scripts フォルダ(dropbox にシンボリックリンクされており、script をドロップすると他も同期します)。多くのスクリプトがインストール済(現在まで主にレンダラの統合にフォーカスしており、すべてのレンダラに関連するスクリプトが Render メニューに表示されます)。 -Blender から使用できる各種レンダラがインストール済:yafray、yafaray、kerkythea、indigo (この二つは再配布できないため、ダウンロードスクリプトを通じてになります)、aqusis、pixie、nvidia gelato、luxrender (beta と stable)、sunflow、pantograph。また、freestyle スタンドアローン版と、helios 分散レンダラも使用可能です。これは次に詳しく説明します。 -分散レンダリングカテゴリ: helios(Sunflow による分散レンダリング)、drqueue (カスタムスクリプトに同梱、わかりやすいヘルプ付き)、yadra、networkrender、farmerjoe。 また、Blender で分散レンダリングできるオンラインツールもすべてあり、テストアカウント付きです。Pgrade Grid portal、HGblender ranch、burp、オープンレンダリング環境として BOINC、以降は商用レンダーファーム:greenButton、respower、pouwa クライアント、deadline renderfarm。 -Blender ビデオ Sequence エディタと、Composite エディタランチャーは VID カテゴリに、テストプロジェクトと紹介テキストが少しついています。
''その他の面白そうな物''
-3D programs: ayam、moonlight、wings3d、k-3d、topmod modeller、equinox、gsculpt、kpovmodeller。Makehuman も旧バージョンとともにあります。そして、最新バージョンの自動ダウンロードとコンパイルを行うスクリプト、MHPhoenix もあります。また、Sharpconstruct(スタンドアローンのスカルプトツール)、structuresynth(3Dオブジェクトをコーディングできるツール)もあります。 -testure tools: Mapzone (wine用、スクリプトを通じてダウンロード)、semicuro、cellule (プロシージャルテクスチャ) -shaderman tools: sler、shaderman (wine用)、cutter -plant generators: arbaro、Ivy、ngplant、恐らく tree from curves スクリプトも。 -g3dviewer: ほとんどのメジャーな3Dフォーマットのプレビュー。 -bvhplay: BVH モーションキャプチャファイルのプレイヤー
''3D以外の便利な物''
-2D: Gimp は素晴らしいプラグインやスクリプトによって、実際には大幅に強化されており、3つのバージョンの Gimp があります。グラフィックタブレット用に特別に強化された物が、Gimp paint studio です。 -その他タブレット用のアプリ:mypaint、gogh、drawpile、alchemy、qaquarelle、pencil。 -DJV Imaging: 連続画像の再生と処理を行います。 -Cinepaint もあります。フルカラーマネージメントをビルトインであります。これは次で詳しく説明します。 -colour mangement: Linux用のカラーマネージメントに関係するツールがすべてここにあります(lcms argyl、lprof、oryanos、dispcal)。Gimp 用のプリンタ用のカラープロファイルを処理する印刷プラグインのようなツールや、CMYK プラグインもあります。 -その他2Danimationディレクトリもありますが、割愛します。 -Hardware interfacing: WACOM のグラフィックタブレット用コントロールや、reacTIVision -special kernels: ここには highram kernel があり、3GB以上の RAM でのレンダリングを強化してくれます。そう、32ビットシステムでも3GB以上の RAM を使用できるのです。このカーネルは、別にインストールしなければなりませんが、デスクトップにインストールスクリプトがあります。
最後に特筆すべきこととして、ランチャー上やマインドマップ内(実際にはマインドマップのネットワーク)のヘルプがあります。ここでソフトウェアに関連する知識や YouTube の動画も集めることができます。
Blender 用に(若干古い情報もありますが)ほぼすべてをカバーしたディープなマインドマップもあり、blendermindmap と呼ばれています(実際に、beam.to/blendermaindmap からも見ることができます)。
また、ressources というマップもあり、モデルやテクスチャ、モーションキャプチャデータ、音声などがあります。
そして最もいいことは―フリーかつオンラインであることです。ヘルプ(とりあえずはホームページにて)、そして OS は、[[www.openartisthq.org:http://www.openartisthq.org/]] に行けばダウンロードできます。スクリーンショットもあります。
それでは。
cellstorm [/wiki]
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