2009 Blender F1 Challenge スタート!

投稿日時 2009年04月22日 | カテゴリ: コンテスト

元記事:2009 Blender F1 Challenge at BlenderNation

B@rt氏による記事です。
2009 Blender F1 Challenge が19日に開幕!

CurtisS氏曰く、
Blender F1 Challenge が再びやってきました。今年で9回になります! 2009 Blender F1 Challenge は2009年4月19日にスタート、2009年6月20日にエントリーが締め切られます。

Blender F1 Challenge は、Blender ユーザに未来の F1 レースのデザイン、モデル、レンダリングをする「意欲をかきたてます(challenges)」。この「未来」は来年でも、20年後でも、更に1000年後でも構いません。すべては想像力次第! www.blenderf1.com の公式 Blender F1 Challenge サイトに来てみて下さい。

この公式サイトには情報とルールがあります。今すぐ Blender マシンを立ち上げ、皆さんの想像力を作品に注いで下さい。私たちに未来の F1 カーを見せて下さい!

CurtisS


とりあえず上記サイトのルールの日本語訳です。毎年似たような物なのですが、ところどころ違う部分もあるので一応チェックしておいて下さい。
Blender F1 Challenge は、Blender ユーザに未来の F1 カーを制作する「意欲をかきたてます」。それは一日後、一年後、あるいは百年後でも構いません! 過去の人気作を見てみると、普通の F1 カーが全くないことに気づくでしょう。いくつかは接地していますが、そうでないのもあります。皆さんのすべきことは、想像力を使うことなのです。

以前のBlender F1 Challengeを振り返って
以前の Challenge のトップに終わったエントリーに注目してみましょう(訳注:参考:昨年の結果。他の年の作品もメニューから見ることができます)。これらに共通するものはなんでしょうか? 細部に注意しましょう! ライティング、テクスチャリング、構図、精密なモデリングがこれらのエントリーを他の物から突出させているのです。これらのモデルに費やした時間が実際にその品質に現れています。

テクスチャ! ベストなモデルがベストなテクスチャを持つことに疑いの余地はありません。テクスチャはモデルをリアルに見せます。適切な位置のデカールや、細かな反射マップはモデルを驚くほど生き生きとさせます。

ライティング! また、上位の完走車には重要な部分を見せ、シーン全体の臨場感を保つためのライティングが行われていました。過去のいくつかのエントリーは、(私見では)それが不十分でした。今までで最も素晴らしいモデルでも、それが我々に見えなければ意味がないのです!

構図! 構図はObjectをシーンに配置する方法です。トップのChallengeエントリーをよく見てみますと、その構図が非常に似たようなものであることに気づくでしょう。3/4が、少し高い位置からの見下ろしアングルです。同様に、どの車の雑誌でも似たような構図をみることができるでしょう。人々は自然にある種の物体を特別な視点から見るのに慣らされています。車はその内の一つです。

コミュニティに耳を傾ける! F1 Challengeに応募される多くの画像が批評を得るため、私に送る前にコミュニティフォーラム(BlenderArtists.org など)に投稿されます。同好のBlenderユーザ達による意見を元に、多くのエントリーが改良されています。彼らに耳を傾けることで、コミュニティはあなたの画像を良くするための素晴らしいツールとなりうるのです。

ついでに私からも注意を一つ。画像がストーリーを語る効果を過少評価しないで下さい。いくつかのエントリーは簡単なストーリーをその中で構築しており、それらは人間味と興奮を与えます。雑誌をめくり、広告を見てみてください。恐らくいい物からは常に、シンプルなストーリーの類が伝わってくるでしょう…。

さて…ルールについて述べます。今更ですが、Blender F1 Challenge は Blender の使用が目的なのですが、それと同時に、楽しむための物でもあります。初心者から熟練者すべての Blender ユーザにとって公正で平等なルールにするべく努力しています。それはさておき、ルールを説明しましょう…。

ルール
デザインの唯一の条件は、すべてのエントリーに、現代のF1カーに共通するオープンコックピットの形状を用いらなければならないことです。
左の画像は、そのスタイルを用いた過去のエントリー(Christoffer Green氏作)です。

ダウンロード可能な Blender のバージョン(CVS 版を含む)はどれでもエントリの基本の作成に使用できます。これは基本的に、Blender をモデリング、ライティング、テクスチャリングに使用しなければならないということです。画像のレンダリングにはどんなレンダラでも使用可です。
Blender のプラグインは、すべての Blender ユーザに公開され、使用できるものであれば問題ありません。画像のポストプロセスはタイトルの追加、色調整、輝度、コントラストなどの調整目的でのみ使用できますが、ポストプロセスによる重要な要素(背景、キャラクタ、その他…)の追加は認めません。

エントリーは JPEG 画像で投稿、幅・高さとも1280ピクセル以内に収めて下さい。また、以下をメールなどに記載して下さい。
- この Challenge サイトで使用して欲しい名前
- エントリについての説明(制作の詳細やストーリーなど)

E-mailに添付、もしくは私がダウンロード可能な、ファイルへのリンクを記載(推奨)し、curtis@seesystems.com へ送って下さい。エントリーはコンテスト終了までいつでも更新可能ですので、土壇場の調整をためらわず行って下さい。コンテスト最後の投票による上位5作品については、ワイヤフレームの提出をお願いすることがあります。

このコンテストは2009年4月19日より開始、終了はアメリカ太平洋時間(PST)2009年6月20日の23:59(訳注:日本では6/21の16:59)です。これは皆さんの最高の F1 をモデル、テクスチャ、ライティング、レンダリングするのに充分な時間でしょう!

リソースが限られているため、今年の賞品はこの Blender コンテストサイトでのみの公開となります。参加自体を楽しんで下さい!
とはいうものの、もし今年のコンテストへの賞品を寄付して下さる人がいましたら、Curtis までご連絡お願いします。


重要なことは学び、楽しむことです! では Blender を立ち上げ、夢の F1 カーを作り始めましょう!

それでは!
CurtisS






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