内部レンダラのフォトンマッピング
投稿日時 2009年02月07日 | カテゴリ: 技術・開発関連
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元記事:Photon Mapping - Internal Renderer at BlenderNation
Alex Delderfield (AD-Edge)氏による記事です。
Farsthary氏(ボリューメトリックをもたらした一人)と Broken氏が裏で Blender にフォトンマッピングをもたらす作業を行っています。これは Blenderの未来において非常にエキサイティングな可能性です。両プログラマは自身のバージョンのフォトンマッパーを持っていますが、現在彼らは近いうちに実現できるよう協力しています。コーディングはまだ非常に初期の段階であり、まだ何か驚くようなことは期待できません。しかし、これは Blender にフォトンマッピングをもたらす最初の第一歩なのです。
フォトンマッピングとは、高度なレンダリングテクニックで、初期レンダリングフェイズでカメラと光源の両方から光線を追跡し、次のフェイズでその二つを組み合わせ、正確なレンダリング画像を生成します。ちょっと複雑ですが、もっと情報が欲しい人には、フォトンマッピングの詳細な説明がこちらの Wiki ページにあります。
Farsthary氏曰く、
「こんにちは!
今、空き時間の空き時間(空き時間はボリューメトリックの作業をしているため)に、Blender の内部レンダラにフォトンマッパーの実装を始めました。基本的にはグローバルイルミネーションとコースティクスがサポートされるようになります」
上記メーリングリストのエントリの残りはこちらから読めます。
また、BlenderArtists にも非常に長いスレッドがたっており、多くの意見とフォトンマッピングに関するあらゆる興味深い画像があり、詳しい情報と Farsthary氏と Broken氏との質疑応答もあります。こちらに、レンダーデモ画像(Broken氏のバージョンのフォトンマッピングレンダラ)がいくつかあります。
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