レンダーサービス Green Button が Blender 用サポートを告知
投稿日時 2008年12月31日 | カテゴリ: レンダーファーム
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元記事:Green Button Announces Render Support for Blender! at BlenderNation
Tim Formica [Room335]氏による記事です。
Green Button が Blender 用のレンダリングサービスを告知しました。Python スクリプトを使用し、Blender 内のレンダリングコンソールからこのサービスにファイルをアップロードします。現在ニュージーランド内に2000以上、オーストラリアに1000以上のプロセッサを持ち、そして更に、アメリカ内の非常に大きなデータセンタプロバイダで追加作業中です。そのため、皆さんはメジャースタジオ並のレンダリングサポートを受けられるのです。
記事によると、この Green Button は2003年「ロード・オブ・ザ・リング―王の帰還」のディジタルエフェクトを行うのに処理パワーが必要となったことが始まりだそうです。
Blender用サービス(Blenderのクライアントプラグイン、サーバサイドのスケジューリング、マネージメントなど)は、Intergrid と marchingCubes.com により開発され、その他にもNZSC (New Zealand Supercomputing Center)と Gen-iがデータセンタの提供、開発、サポートとして参加しているとのこと。
Blender からはこのクライアントから1クリックでアクセスでき、コストは計算時間毎分1セント。新規ユーザはUS$10(1000分)分が無料で使用でき、ユーザは Green Button がどれぐらい早いかを体験できるそうです。それ以降は使用分だけを先にチャージしておくタイプで、支払いにはPayPalも使用できるようです。 月ごとに払うプランもあるようですが、日本人が利用できるかどうかは不明。
実際に使用するには、Homeからアカウントを作成後、こちらのページから、"Option 2: Standalone script file" とあるところから、Pythonスクリプトをダウンロードし.blender/Scriptsディレクトリなどに入れて、ScriptsウィンドウのScriptsメニュー→Render→Green Button で実行して下さい。
追記:2010年05月12日、リンク修正。
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