BlenderNation の作品紹介系記事2008年7月分

投稿日時 2008年09月28日 | カテゴリ: 作品紹介

BlenderNation の作品紹介系記事の7月分をまとめてご紹介します。
Webcomic - Us the Robots
Rocketman氏による、Blender を使用したオンラインウェブコミック。4コマ漫画の形態で、各コマが非常に綺麗です。4コマとはいえ、続き物ですので、閲覧はまず最初からどうぞ。最新版はこちらBlenderArtists のスレッドも参考にどうぞ。

Hangar No.5 Movie and Making of
以前ティーザーリールをご紹介しました Hanger No.5ですが、その後無事完成したようです。さらにメイキングまであります。


Hangar No. 5 from Nathan Matsuda on Vimeo.


The Making of HN5: Part 1 from Nathan Matsuda on Vimeo.


The Making of HN5: Part 2 from Nathan Matsuda on Vimeo.

Commercials by Petri Rantanen
フィンランドのフリーランスのアニメーション作家である Petri Rantanen(Falgor)氏は、3つの CM を Blender と YafRay で制作されました。1本はTV とネットで、その他はビアクラブ(ビアバー)内で放映されるそうです。
元記事にも制作に関する情報が少しあります。氏のサイトも覗いてみて下さい。


FinnAqua tv-commercial from Falgor on Vimeo.


FinnAqua web animation from Falgor on Vimeo.


Salitos - animation for clubs from Falgor on Vimeo.

Project London Clip- Benny's Fuel and Repair
以前ご紹介しました Project Londonが、素晴らしいクリップを公開しています。


Project London Clip: Benny's Fuel and Repair from Phil McCoy on Vimeo.

公式サイトはこちら。完成が楽しみです。

Troll vs Cube animation
JetBoy氏によるデフォルトの Cube とトロルとの熱い(?)戦い。


Troll vs Cube from Jet Boy on Vimeo.

Christian Welde - Take Off
Kristian Skeie(Elk)氏による、Blender を3Dとして使用したミュージックビデオ。曲は Christian Welde の Take Off とのこと。
視聴は YoutubeVimeo で、BlenderArtists の関連スレッドはこちら氏のサイトもチェックしてみて下さい。曲のアルバム名が Fairytales(おとぎ話)ということもあり、ファンタジックでユーモラスな動画になっています。


Christian Welde - Fairytales - Take Off from Kristian Skeie on Vimeo.

Land Rover Sculpture Designed using Blender
ちょっと Blender が変わった使用をされている例です。
Bruno Postle 氏は Blender を、イギリスで開催された Goodwood Festival of Speedという催し用の立体彫刻のデザインに Blender を使用されました。
実際の作品と、Blender でのスクリーンショット123です。

Cut out animation in Blender
detail libraryによる、Blender と Gimp を使用した二つのアニメーションです。二つとも温かみのある、味のあるアニメーションです。


Pirates from detail library on Vimeo.


Snakes Can Fly - Blender Ad from detail library on Vimeo.

Virtual Museum of Computers- Offers .Blend Library
Tandy Radio Shack、VIC、MSX…これらの名前をみて涙腺の緩む人にはこの記事は必見です。
スペインはシウダー・レアルにある School of Computer Science of the University of Castilla-La Mancha。その中のインタラクティブにその歴史を見ることができる施設が、Virtual Museum of Computers です。この流線型の筐体では、過去のさまざまなコンピュータが3Dで表示されており、入場者は自由にこれらを回転したり、搭載カメラにグリッドをかざすことにより、それらを実写とリアルタイムに合成することができます。また、他にも著名人や、PC内部の仕組みの動画も視聴できます。

このシステムには Blender がモデリング、テクスチャリング、AAOの焼付けに使用されており(インタラクティブなインターフェイスは C++ で実装)、Blender とのつきあいは7年とのこと。モデリング作業には、設計図を入手したり、実機のサイズを直接測定、いくつかは直接「コピー」したそうです。

これらのモデルは、Virtual Museum of Computers のサイトでダウンロードできます。残念ながら、日本でポピュラーなPC(MZ、PC、FMなど)はありませんが、Apple][やクラシックMacといった日本でもおなじみの物や、スーパーファミコン(SNES)やNDSなどといったコンソールや携帯ゲーム機もあります。すべて Creative Commons Attribution 2.5 Spain ライセンス下にあります。





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