レンダリングの履歴を管理する二つのスクリプト

投稿日時 2008年04月15日 | カテゴリ: スクリプト・プラグイン

元記事:Two Easy Ways to Maintain a History of Your Project Renders at BlenderNation

Kernon氏による記事です。
ワークフローを強化し、プロジェクト進行のグラフィカルなドキュメントを作成するのに適したスクリプトを二つご紹介します。

Render History スクリプト
以下は作者Victor Barberan氏の説明です。
私は UV/Image エディタ中に複数のレンダリング画像を「レンダリング履歴」として保持する簡単なスクリプトを作成しました。レンダリングでの変更を比較するのに非常に便利だと思います。

この方法はレンダリング時に毎回、自動的にその画像を保存し、UV/Image エディタに読み込み、名前を付け、.blend ファイルに Pack、その後その画像をドライブから削除します。

何もしなくても、Blender 内部にレンダリング履歴を残すことができ、更にそのファイルを保存し、後で開いてもレンダリング履歴は残っています。

スクリプト内には、変数 'NumRender'があり、この変数を修正することで、レンダリング履歴に残す画像の数を自由に設定できます。

Render History スクリプトのダウンロードと、更なる詳細は BlenderArtists のスレッドでどうぞ。


AutoSave Render スクリプト
以下は作者の macouno氏による説明です。
このスクリプトは、自動的画像をレンダリング毎に別々のバージョンとして保存するものです。プロジェクト作業中にたくさんのテストレンダリングを行うので、このスクリプトを書きました。このスクリプトが毎回テストレンダリングを自動的に保存するため、ストーリーボードの進行状態を作成するのに便利です。

この AutoSave Render スクリプトとインストール情報などは macouno氏のサイトにあります。

両スクリプトとも、スクリプトを一旦 TextWindow で読み込み、ScriptsButtons(パックマンアイコンのとなり)の Scriptslinks パネルで、Render イベントとの Script Link の設定が必要です。詳しくは前述の各リンク先にて確認してみて下さい。



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