bf-blender / Windows (2004/07/22)(訳完了版)
投稿日時 2004年07月24日 | カテゴリ: テストビルド
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元記事:bf-blender / Windows (2004/07/22)
gabio氏による、bf-blender Windows版の記事です。
長らくお待たせしてすみません。新しいビルドです。b-con 4まであと3日!(訳注:22日当時)
概要 - 新しいビルドシステム関連:これは自分のためのです。えへへ…。 - YafRayプラグイン。 - バグ修正 - EditModeの新しいモード - 左右マウスボタンの機能交換。 - BPython: Demomode用の新しい機能(Blender自動再生) - runtimeにフルスクリーンオプションが。 - game Engine関連のTuhopuu2からの移植: ラスタライザとBPython。 - 新スクリプト:Apply_def.py - カーソルのGrab…詳しくは記事を参照のこと。 - Paricle表示の新機能 - Trackball View Rotationで180度以上の回転が可能に。 - UI修正。軸関連など…。 - CameraのBlender Orthoモードのサポート(gameEngine) - ポーランド語翻訳
Commit: jesterking氏 Log: * リリースターゲットをSConstrunctに追加。→ 'scons release': - BlenderとBlenderPlayerビルド後、\binに必要なファイルをすべて収めたアーカイブをつくられるように。 - Python2.3もしくは新しいバージョンをSConstructでビルドを正しく通すために必要になります。BlenderがすでにPython2.3必須なので問題ないでしょう。 - リリースターゲットはLinux、Win32、OSXは終わり、他のプラットフォームではBlenderビルド後にWarningメッセージがでますが、単にパッケージがないだけです。Warningメッセージの内容に従ってください。 - Linux、OSX、Win32では、デフォルトでBlenderPlayerターゲットが使用可能になっています。 - Win32以外のすべてのプラットフォームでは、ビルドはbuild.logにログが保存されます。もしWin32でもこれがほしい場合、http://unxutils.sf.netからtee.exeを入手し、PATHの通っている場所に置き(私はC:\\windowsに置きました)、チェックする場合はSConstructの最初を変更して下さい。
eeshlo氏 Log: いくつかのテストコードをyafray_Render.cppから削除。 なくなっていたアンチエリアスピクセルフィルタサイズとマニュアルAAコントロール用threshold(閾値)パラメータの追加。('Auto AA'ボタンOFF時) YafRayのレイトレース式のDof(被写界深度)の追加。 CameraのEditButtonsにDOFパラメータ用のパネルを追加。 実際の焦点はCameraの'ShowLimits'がONになっている場合、TuhopuuのAqsisのコードの様に十字で表示されます。
ユーザへの注意:レイトレース式DoFは非常に遅く、最良の結果には、特に高いApertureの値を与えた(ぶれが大きい)時には、デフォルトのAAパラメータでは不十分です。 最良の結果を得るためには、'Auto AA'をOFFにし、AAパラメータを自分で設定して下さい。 multi-pass AA('AA passes' > 1)または、8〜25もしくはそれ以上の最適な'AA samples'値がベストです。 現在、YafRayのポストプロセスによるDoFは使用できません。代わりは作業中です。
blendix氏 Log: LSCM: 初期の処理中、投影する軸が間違っていたため、一点の時の処理を失敗していたバグを修正。 Face group間の隙間を小さくすることにより、詰め込む密度を高くしました。
jandro氏 Log: YafRayパラメータのcache_sizeの計算を現在のYafRay CVSコードと同期させました。現在はスクリーン座標((-1,+1)x(-1,+1))を与えます。
ton氏 Log: blenderbuttonsファイルにEFFECTアイコンを入れました。
Log: テクスチャマッピング用のアルファの計算方法を元に戻しました。これで(レンダリングされた)アンチエリアスによるアルファは動くようになりましたが、他のシチュエーション(Gimpで描かれた、ブレンディングとしてもアルファ)では失敗します。
intrr氏 Log: 前述した4つの機能についてのCommitです。 Commit for the 4 aforementioned "features":
- "Global Pivot(グローバルPivot):" ONになっているとき、それぞれの3DViewで別の設定になる代わりに、すべての3DViewのグローバルPivotとAlignMode(整列モード)の設定の保持を行います。
- "Auto Perspective:(自動Perspective切り替え)" 1・3・7の視点時、Orthoモードに自動的に切り替わり、マウスで視点を回転させると、Perspectiveモードになります。
- "Align mode(整列モード)": リストで提案していたもので、ONにした場合、いくつかのObjectの位置だけが変化し、サイズと方向は変化しません。
- 1:1でないばあい、Gridがドットになっていました。
*** 注意! *** これらの機能の一部である、わたしがここで改良したユーザインタフェイスはまだcommitされていません。3つの機能はON・OFFにトグルボタンが必要です。
私は下記の3つのボタンを使用しました(最初の2つはUserPreference、3つめは#DViewの設定)。
uiDefButBitS(block, TOG, USER_AUTOPERSP, B_DRAWINFO, "Auto Persp", (xpos+edgespace+(3*medprefbut)+(3*midspace)+smallprefbut+2),y3+10,smallprefbut,buth, &(U.uiflag), 0, 0, 0, 0, "Automatically switch between orthographic and perspective");
uiDefButBitS(block, TOG, USER_LOCKAROUND, B_DRAWINFO, "Global Pivot", (xpos+edgespace+(4*midspace)+(4*medprefbut)),y3+10,smallprefbut,buth, &(U.uiflag), 0, 0, 0, 0, "Use global pivot setting for all 3d views");
uiDefIconButS(block, TOG|BIT|10, B_AROUND, ICON_ALIGN, xco+=XIC,0,XIC,YIC, &G.vd->flag, 0, 0, 0, 0, "Translate only (align)");
だれかがこれらを適切な方法でインタフェイスに追加する必要のあります!
それでは。
guitargeek氏 Log: この追加は3DHeaderのドロップダウンリスト周辺に二つのモードを追加する物です。
3DCursor、Ob Centerのみ。 Median Point、Ob Centreのみ。 (訳注:後述とおり、これらは後に削除されます)
これらは回転・拡縮時に、Object自体の回転・拡縮を行わず、単にその位置のみに影響するようにします。
ある軸や大きさに制約を与えることにより、この機能はその他の揃っている物と同じ様に、Objectの整列を手軽に行えます。
Intrr氏がコードを、私がそのGUIに改造をしました。
ton氏 Log: シャドウバッファレンダリングが長年のOSA再構築により正しく行われませんでした…半ピクセル分ずらした場所からのサンプリングが、レンダリングに帯を生じていました。
kester氏 Log: Mesh以外のObject(Armature)のバウンディング形状が正常に作られるよう修正。
broken氏 Log: * User Preferenceで左マウスボタンの代わりに右を選択できるように。
これは基本的には大部分のWindowスペースで左右を入れ替えます。下記の二つが選択できます。 LMB: カーソル・タイムスライダー・ペイント - RMB: 選択 もしくは、 LMB: 選択 - RMB: カーソル・タイムスライダー・ペイント
この機能の対象は、 1. 初心者 2. 1ボタンマウスのMacユーザ 3. 私のように、他のアプリとBlenderを切り替えて使用する際、違うモードを脳内でたえずキープしておく必要があるのにうんざりした人
そう、User Preference Windowは若干悪夢のような状態になってしまいました。そのうち強制的にレイアウトがクリーンナップされるでしょう…。
Log: * PaintColorPickerパネルの名前を'Transform Properties'の代わりに'Paint'へ変更。
* Pivotアイコンメニューの名称の小さい変更。
ianwill氏 Log: DemoModeとBPython:
- DemoModeを可能にする、小さな追加と修正。
- sleep()をBlender.sysと17の新しい関数をBlender.Windowモジュールに追加: Demoスクリプトを書く補助と、Blenderのinputイベントキューへのアクセルを読み書きするおまけ。
- ドキュメントの更新、新しいBlender.Window関数について興味のある人はpython/api2_2x/doc/にあるWindow.pyをチェックしてみて下さい。
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DemoModeは現在、(I)アニメーション再生([Alt]+[A])と(II)画像とアニメーションのレンダリングと再生、について上手く動作しているようです。私はまだラジオシティデータへのアクセスと関数を追加するつもりです。
P.S.: Joseph Gilbert氏は(II)を氏が2.32で追加したScene.Renderモジュールにより可能にしました。氏がbpythonに偉大なコーディングをされたことに、私はそのことについて指摘し、氏にここで感謝の意を述べてみたいと思います。
Log: Meino Christian Cramer氏によるBlenderPlayerのコンパイルエラーの報告の修正。 - mainqenterをstubs.cに追加することにより、blender/blenkernel/intern/blender.cのsetup_app_dataが使用可能に。
読み込みされた.blendファイルについて表示されているエリアは、blender/src/editscreen.cのscreenmain()にコントロールが帰ってくるまで更新も再描画もされないため、setup_app_data内のonload scriptlinkを走らせることはできません。よって、ONLOAD_SCRIPTイベントがsetup_app_dataが入り、screenmainでキャッチされると、onloadスクリプトのあるところが実行できます。すべてはDemoModeの見映えをよくするためです…。
BPython: - image.getBindCode()メソッドの追加。Andrew Corrigan氏による投稿です(感謝します!)。
kester氏 Log: Runtimeにフルスクリーンオプションを追加。
guitargeek氏 Log: 'ob centers only'モードを使用したとき、Scale時にHeaderの表示が正しく更新されませんでした。このcommitで直るでしょう。
kester氏 Log: Tuhopuu2からいくつかのrasterizerの変更を移植しました。 バッチサイズの上限を上げました。 コードを少しクリーンアップ ― ヘッダのコードをソースファイルに移動など。
Log: Tuhopuu2のPythonの更新を移植。 getType/setType を action/sound Actuatorに。(sgefant氏) 一般的なPython→数値変換の使用を多く。
intrr氏 Log: EffectButtonsの"Force field"と"Vortex field"ボタンによる3DViewの更新がされていませんでした。
ton氏 Log: 本当に最近のcommitはついていない…送られてきたバグファイルのレンダリングはばっちりでしたが、過去の修正は明らかに間違っていました…。 自分用注意:コードが大抵の場合に動いたとしても、常にもう一度チェックを! 自分用注意2:自分がコーディングしていない時は、一時的な修正を行わない。
Log: 試み2 右の+0.5は(訳注:ソース参照)、理由の理解に基づいています。レグレッションデモファイルをチェックしましたが、私はintrr氏が新たなバグを一時間以内に見つけると賭けてもいいです!
ianwill氏 Log: BPython: - image.getBindCode()をImageのepydocファイルに追加(Satish Goda氏に感謝)。 Scripts: - Apply_def.pyを"Mesh"スクリプトメニューに追加(作者であるTheeth氏に感謝)。 - jms氏のdisp_paint.pyの更新(また、その名前をversion infoの削除のために変更)。 - ドキュメントとスクリプトの小さな変更。
intrr氏 Log: 1) UIからの"Align Mode"へのアクセス方法を変更。現在はGlobalトグルがすべてのPivotモードにあります。新しい二つのPivotモードはポップアップから削除されました。
代わりに、新しいトグルボタンが3DView Headerに追加。
2) Grabカーソルモード。3Dカーソルが他のObjectのように移動(そして移動中の軸制限、グリッドスナップなど)を行えます。Objectが選択されていない場合、[G]キー単独で3Dカーソルの移動、他の方法では[G]キーモード中に[C]キーで3Dカーソルが移動できます。
ton氏 Log: 新しいブレンディングモード追加と、複数層Textureの破損に対するいいコードのコーディング…ばかばかしいカットアンドペーストのエラーも修正! (レグレッションファイルのmoto9.blendでチェックしてみて下さい)
theeth氏 Log: ParticleのEffectorタイプの#defineの作成。 Vortex Effector専用の描画モード( http://www.clubinfo.bdeb.qc.ca/~theeth/Temp/vortex.jpg ) 行ボタンをEffectorタイプに使用(同時にObject毎に一つのEffectorだけ)。 3DViewでのForceFieldの円の透明度はFalloff(減衰度)でコントロールできます。
これらは3DViewでEmpty Objectにのみ描画されることに注意して下さい(訳注:現在はこの制限はなくなったようです)。私は他のすべてのObjectタイプを外部呼び出しにより試していますが、lampだけ問題があります。リリースステータスにもうすぐなるので、私は常時動作するものをcommitしたいと思います。
broken氏 Log: 詳細、詳細…。
* HeaderのAlignトグルボタンをメニューに整列(Align)し、handle_view3d_around()をWarningのクリーンアップのためにプロトタイプに導入。
* 短縮されているTextureブレンドモードの一群をメニューに置き換えました。
intrr氏 Log: "Cursor移動"は[G]キーだけでのみ呼び出せるように。
Log: Trackball View Rotation方式で、回転角度を180度以上に。 再度転がす必要はありません。
私は大分前、誰かが数式をメーリングリストに送った時、その後の経過を聞かなかったので、これをInstinctive Blenderにパッチあてしました。
これが喜んでもらえれば幸いです。
theeth氏 Log: Emilie McDavid氏とChris Burt氏による小さなUIの修正。ほとんどのボタンの整列、位置、サイズなどの修正。
ほとんどがEditButtonsとMaterialButtonsです。
注:私たちはすべての違うDraw typeと、それが何の問題もないことをチェックしましたが、broken氏はその変更を再調査するでしょう。もしDesoto氏の奇妙なスクリーンサイズでも正しく動作するなら、多分どこでも動作可能です。
ianwill氏 Log: Peter den Bak氏とMeino Christian Cramer氏が報告された(感謝!)バグの修正の試み:
-- スプラッシュスクリーンが消え(げ、やったのに!)、Blenderがいくつかの2.25で作成されたゲームから抜けたときに終了してしまう: 開始時などの前に、スクリーンを正しく再描画して普遍的にデモを走らせる方法を見つけるのは非常にやっかいです。 結局、screenmain()内で上記のエラーになりました。ゲームに関して、私はそういったファイルを持っておらず、いつかはテスト用のファイルが必要となるでしょう。Linuxだけですが、私はやります。
BPython: -- Window: getScreens、setScreenを追加。getScreenInfoを改良。 -- Object、NMesh: getMaterialメソッドの更新(NMeshには追加)。以前のように、正常なMaterialだけを返すだけでなく、空のスロット(Noneとして)も返すように。Materialの情報が不完全・Faceのmatの添え字と非互換だったため、この前の脱落部分がバグと考えられます。この部分をもたらし、違う長さのMaterialリストの、ObjectやそのMeshへのAssignに関するバグも修正するパッチを送信・提案されたYann Vernier氏に感謝します。setMaterialsもまたPy_Noneの引数を受け入れるようになり、Blenderでは空のスロットになります。 -- ドキュメント更新。
kester氏 Log: BlenderのOrthoモードのサポートをCameraに追加。(gameEngine)
intrr氏 Log: Bf-Blenderで"Extrude"のUndoが正しく機能していませんでした。これは単に変形がおこなわれてしまい、Extrudeになっていませんでした。なぜだれも指摘しなかったのでしょう?
Log: Desoto氏がSceneButtonsのボタンを整頓されました。今は綺麗になっています。
stiv氏 Log: Emilie氏のご好意により、より多くのSceneButtonsのボタンが綺麗になっています。
broken氏 Log:
* 'Crease SubSurf'をToolBoxのメニューに追加。
* Sequence Editorのいいまわしの変更。
ianwill氏 Log: creator.cが私の最後のcommitで更新されていませんでした。(onload scriptlinksの取り扱いが少し変わったことによりcreator.cが不必要になったため、その変更が以前のものに先祖がえりしていました。blender.cとeditscreen.cで確認できます)
- BPython: ObjectとNMeshの.setMaterialsのcommitが完了、二つのバグを修正。また、Object.trackのクラッシュも修正(ポインタの正当性がチェックされていませんでした)。すべてはYann Vernier氏による報告とパッチを元にしています。再び感謝します。
jesterking氏 Log: Piotr Kiec氏はポーランド語の翻訳を更新されました。.moは次回に続きます。
Log: Emilie氏による"Anim Settings" Buttonsの更なる整列。
sirdude氏 Log: TextureのブレンドモードのポップアップをMaterialButtons同様にWorldやLampのMapToに置きました。
Kent
ton氏 Log: バグ#1459 EditMode中のMetaball用の新しいボタンでNULLポインタのチェックを忘れていました。
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