bf-blender / Windows (2004/04/03)

投稿日時 2004年04月06日 | カテゴリ: テストビルド

bf-blender / Windows (2004/04/03)

gabio氏によるbf-blender 4/3分のビルドの配布です。
-ton
Log:
Eesho氏の新しいnoise textureのパッチが当てられています。

基本的には下記の3つの新機能が提供されています。

1. noiseベースの新機能のリストの選択肢が増え、現在のClouds、Marble、Woodテクスチャ同様に利用できます。
2. 3つのTextureタイプが新規に増えています:Musgrave、Voronoi、DistortedNoise。
3. Pythonによるnoise機能へのアクセス(Render用ではありません!)。

このすべては、ともにBlender内部のプロシージャルテクスチャをより強力にします。ここにもう一度、すべての可能性の紹介と設定のより科学的な名前の説明をするための完全なWebページが作るべきでしょう。

Musgrave Textureについての説明がここにあります。
http://www.ypoart.com/Downloads/Musgrave.htm
Voronoiはこちら。
http://www.ypoart.com/Downloads/Worley.htm
私は公式なDistortedNoiseに関するドキュメントを簡単には見つけるとはできませんでした…恐らく何かEeshlo氏が作成していると思います。

私はEeshlo氏の提供するパッチの変更に少し時間を費やしました。下記がその要約です。
- メインのTexture "Musgrave"をつくり、5つのサブカテゴリーを入れました(5つのメインTextureの代わり)。
- すべての新しいTextureのためにscale(ズームイン&アウト)オプションを追加。
- 変数の初期化のためにdo_versionsにパッチを追加。

PythonチームがNoise.c APIをチェックしてくれますように。そしてドキュメントも入れてくれることを願います。

-ton
Log:
- bug修正#1086
backbuffer使用時に、縦ピクセル数が奇数の画像があると、backbufferの最後の1行をスキップしてしまっていました…。懐かしいバグだ!

-Michel
Log:
Python API更新。再びAnders Nilsson氏によるものです。
* 追加されたObjectモジュール
obj.getActionIpos(). このメソッドはすべてのIPOキーの辞書を返します。
ObjectがArmatureの場合にのみ動作します。
gameEngineは現在判明しているものとして速度の問題以外には、衝突判定に問題がある場合があること、dRotが動作しない、linVもその速度が2.25とは違う、Game Buttonsで縦に長いLogicBrickをスクロールでみることができないといったものがあります。

また、スレッド中のTheeth氏の発言によると、先日のAmbient Occlusion Lampは今後のbfビルドには取り入れられないとのことです。理由はあのバイナリは単に一個人が配布したものであり、Ambient Occlusionパッチ自体のクリーンアップの必要があることと、UIとしては別の部分におくことがふさわしいからだそうです。
ただし、Ambient Occlusion自体は恐らくWorld Buttonsに場所を移して復活するとのことです。これは1つのシーンに対してAmbient Occulusionを一つに限定する目的と、Ambient Occlusionが方向に依存するものではないという理由からです。ただ、一つのシーンに二つ以上適用することによる効果も指摘されていますので、最終的にはどうなるかはまだわかりません。





Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://blender.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=180