SVN への切り替えのおかげで、簡単に Blender ソースの 'Stable(安定)' ブランチを保守できるようになり、ここから2.45のリリースを準備できるようになりました。

Blender 2.45はバグ修正リリースの予定であり、2.4xシリーズの安定版です。新しい機能は追加されていませんが、バグを追跡と修正の中で、重大な改良がされています。いくつかのパフォーマンスの問題も対処されています。

こちらから2.45RC(リリース候補)がダウンロードできます。
download.blender.org/release/Blender2.45rc/

本当の2.45のリリースは、Siggraph開始時(8/4ぐらい)を予定しています。

2.45の重要なバグ修正をいくつかリストアップします。

[wiki]-SSS が Panorama レンダリングでも動作するように
-SSS使用時の Negative Lamp のおかしい部分を除去
-プレビューレンダリングでは SSS は OFF にするように。とにかくこれで他のプレビューレンダリングが遅くなることはなくなりました。
-Transform の平面制限で、その平面がビューに垂直になっている時のエラーを修正
-"Ztransp" 使用時、Vector Blur で(縁に)黒い線がでて、ブラーされないエラーを修正
-Particle システムが、特にコマンドラインでのレンダリングや、アニメーションの最初のフレームのレンダリング時に結果がおかしくなるエラーを修正
-Verse が64ビット Linux でクラッシュするバグを修正
-Math ノードで上のソケットと下のソケットの動作が違うのを修正
(訳注：元記事の間違い。reflexive だしそもそも意味も違うし)
-Lamp のある3DS ファイルのインポート時に失敗していました
-同梱されるはずの Python モジュールが2.44に入っておらず、いくつかの2.43で動作するスクリプトが2.44で動作を失敗していました(Windows 環境で Python がインストールされていなかった場合のみ)
[/wiki]このリリースでの完全なバグ修正のリストはこちらです。