Blender 2.42 にセキュリティ勧告
投稿日時 2007年04月24日 | カテゴリ: バグ・不具合情報
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元記事:Blender 2.42 Security Advisory at BlenderNation
Kernon氏による記事です。
ユーザに任意のコードを実行させてしまう脆弱性が Blender に発見されました。この問題をすべてのプラットフォームの Blender 2.42に影響する疑いがあります。
Gentoo Linux セキュリティ勧告
概要 ユーザに任意のコードを実行させてしまう脆弱性が Blender に発見されました。
影響を受けるパッケージ
Package / Vulnerable / Unaffected
1 media-gfx/blender < 2.43 >= 2.43
解説 Secunia Research の Stefan Cornelius氏は、kmz_ImportWithMesh.py 内の "eval()" 関数がセキュアに使用されていないのを発見しました。
影響 外部の攻撃者が特別に作成した .kmz もしくは .kml(訳注:Google Earth と SketchUp のファイル。原文は Blender File ですが恐らく間違いだと思います)をユーザが開くように誘うことで、任意の Python コードを、Blender を動かしているユーザの特権で実行できます。
対処 現時点では対処の方法はまだわかりません。
解決方法 すべての Blender ユーザは最新バージョンに更新して下さい。
# emerge ?sync # emerge ?ask ?oneshot ?verbose ">=media-gfx/blender-2.43"
オリジナルのレポートは Help Net Security にあります。
前述どおり、.kmz や .kml は Google Earth や、SketchUp のファイルであり、また、すでに Blender は2.43になっていることから、今更感はありますが、一応念のため、2.42で前述のファイルを使用されている人は注意して下さい。
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