YafRay ネクストジェネレーション
投稿日時 2007年02月09日 | カテゴリ: YafRay(&外部レンダラ)
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元記事:YafRay Next Generation at BlenderNation
B@rt氏による記事です。
Alvaro Luna Bautista氏が私達に、YafRay の現況についての記事を送って下さいました。氏は、昨年、ずっと開発を続け奮闘するチームと接触し、今度の機能の詳細なリストを提供して下さいました。それを見るに、非常に未来は明るいように思えます。近日中に安定版がリリースされることを祈ります!
親愛なる YafRay ファンの皆さんへ:
昨年は YafRay にとって受難の年でした。オリジナル開発者 YafRay 開発に協力する時間がなく、 Jandro氏はまだ他の(重要な)機関に協力中であり、eeshlo氏は最近は Blender の開発に参加されています。Blender ユーザの皆さんは、YafRay の未来がどうなってしまうのか不安に思われていたかと思います。 現在、Mathias Wein(Lynx3d)氏が YafRay の開発の維持の申し出をされています。普通、10人のうち9人は、このような悲惨な状況のプロジェクトから出て行くことでしょう。私たちは「本当に感謝します」というほかありません。
この記事では、Mathias(Lynx3d)氏が「舞台裏で」何をされているのかについて「お知らせ」したいと思います。私は YafRay はこのコミュニティの重要な部分であり、氏の作業は、BlenderNation に掲載され、再認識されるのに値する物だと考えています。この機能リストは具体的で、将来有望な物だと思います。
[wiki]''プラグインベース''(従来どおり)、下記のクラスを持ちます。 -Lights -Materials (新機能、シェーダを一部リプレース) -Shaders -Textures -Backgrounds -Cameras (新機能) -Integrators (新機能)
''Lights'' -Point light(点光源) -Spot light(スポットライト) -Area light(長方形、実質は平行四辺形) -Mesh light(三角形の Mesh を光源として使用) -Sphere light(球光源) -Directional(有効範囲付きの指向性光源) -Sunlight (基本的にな指向性光源だが、円錐内に入るものをサンプリングし、影をぼかします) -Environment light(要点抽出法(importance sampling)による効率的なイメージベースドライティング。GI と同等ではありません)
''Materials'' -基本的なディフューズとスペキュラ反射。透過性(Transparency)と透光性(Translucency)、ディフューズカラー、ディフューズカラーでのシェーダノードのサポート -ディフューズ+グロッシーな反射を行う Material。Blinn 微細面分布とフレネル効果(Ashikhmin & Shirley の等方性版)、ディフューズカラーでのシェーダノードサポート -前述のメッキ(Coated)バージョン。スペキュラ反射とフレネル効果が加えられます -基本的なガラス(誘電体)Material。フレネル、フィルター、光の吸収(absorption)と錯乱(dispersion)が行えます
''Textures'' -基本的な Image テクスチャ(tga、jpeg、png、exr、hdr)、Cloud、Marble、Wood、Voronoi、Musgrave、Distorted Noise、"RGB-Cube" -Background: Constant、Sunsky、Texture
''Cameras'' -DoF付き透視投影(Parspective)カメラ、平行投影(Ortho)カメラ
''Integrators'' -ファイナルギャザリングによる、直接光源、パストレーシング、フォトンマッピングの基本的なサーフェスインテグレータ(すべてまだまだ作成中です!)
''アンチエリアシング'' -Adaptive (シンプルな色閾値ベース) -大きさ変更可能な Box フィルタ(他のフィルタも簡単に追加可能ですが、単なる手抜きです)
''その他'' -要点抽出法、マルチ要点抽出法など -マルチスレッドレンダリングパス -非常に基本的な、Scene 用の XML の読み書き(libXML使用) 更なる詳細はこちらをご覧下さい:http://wiki.yafray.org/bin/view.pl/UserDoc/YafaRay [/wiki]
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