ビデオ:gridlife.1
投稿日時 2006年11月26日 | カテゴリ: 作品紹介
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元記事:gridlife.1 at BlenderNation
B@rt氏による記事です。
Theo Burt氏は Blender、YafRay、Python、Puredata を使用し、うっとりするような、「バーチャルライフ」シミュレーションを作成されました。私はこれらのシミュレーションに常々興味を持っていましたが、このように視覚化されたものをみたのは初めてです…。
Theo氏によると、
たった今、私は非常に大きな実験的なサウンド・ビデオフィルム、"gridlife.1" を完成させました。すべて Blender と YafRay でレンダリングされています。フィルムは展開された電球のグリッドに表示されるシステムを写す、シームレスな10分のカメラショットで構成されています。このシステムのエンティティは、それぞれのリソースを奪い合いますが、生存には他者の存在を必要とし、群集移動や集団消滅などの社会的な挙動をします。
サウンドもコンピュータで自動生成され、完全にこのシステムとシンクロしています。そのため、グリッド上のすべてのエンティティの正確な傾向をすぐさま聞くことができ、真の環境音楽を作り出します。
フィルムの制作は3ヶ月以上費やされ、このシステムのリアルタイム版からの出力を Python スクリプトを使用してシーンを構築します。最終的な動画は ResPower ファームを使用し、非常に安価な Blender 使用料により、動画の予算は事実上ほぼ無料でレンダリングできました。
完全な動画はこちらからダウンロードできます。 http://www.theoburt.com.
このサイトには、シミュレーションの規則についてより詳しい情報があります。できるなら、フルレスのXvid 版(199MB)を取得してみて下さい。それだけの価値はあります。もちろん、Theo には(帯域について)警告済です。
動画を見てみました。最初はよくあるライフゲームを視覚化した、ピコピコ音がなる単純な物を考えていましたが、そんな考えはどこかに吹き飛んでしまいました。完成度が非常に高いです。
ただ、これはエンタテイメントというより、アートよりなので、退屈な人もいるかもしれません。
なお、点滅系が苦手な人や、てんかんなどの持病をお持ちの方は視聴されない方がいいでしょう。
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