Blender でのパラメータによる Object 作成

投稿日時 2006年11月21日 | カテゴリ: リソース・チュートリアル

元記事:Parametric Objects in Blender at BlenderNation

B@rt氏による記事です。
Yorik van Havre氏は Sao Paulo のフリーランスの建築家で、氏の80%以上の仕事を Blender で行われています。氏はパース・プレゼンテーションと、コンセプトとプロジェクトデザインの両方で Blender を使用されています。私たちは4月にも、Yorik氏の 'Urban Design with Blender' チュートリアルをご紹介していますが(当方では未紹介)、今日は氏が、Blender でのパラメータ入力によるモデリング方法を披露されます。

以下は Yorik氏の記事の引用です。
もしこのタイトルを Google に貼り付けることがあれば(訳注:もちろん "Parametric Objects in Blender")、結果の最初はおそらく、“Blender is not and will never be a parametric modeller(Blender にはパラメータによるモデリングはありませんし、その予定もないでしょう)”…

…Blender には Object に視覚的にパラメータを与えられる、非常に便利なツール:Shape Key と Armature があるのに、と思いました。そしてこれらとコミュニケーションを行うのに必要な Python インタフェイスも。

例えば、私がドア Object を作る時、「幅(width)」、「枠の厚さ(frame thickness)」、「ドアのタイプ(door type)」、「開閉角度(opening angle)」などのパラメータを与えたり、ドアブロックなどを自分のモデルの色んなところに、しかし、それぞれは違うパラメータで使用できるようになるなど。

少し要約しますと、Blender では、パラメータ入力による Object とは、EditMode に入らずに変形できる Object のこと、ということになるでしょう。

その結果、窓やドア、階段、カーテンウォールなどの「パラメータ化した」Object を使用できる5つのテクニックのデモとなりました。これは素晴らしいです!
全文は氏のサイトをチェックしてみて下さい。

もっとYorik氏の作品を見たい人は、氏のギャラリーを訪れてみて下さい。

(訳注:現在転送量過多でアクセスできませんので、こちらをご覧下さい。ギャラリーはもうしばらく待つ必要がありそうです。ちなみにスパイウェアと悪名高い「あなたのPCは〜」系の広告がありますのでアクセスしない方がいいでしょう)

あと、私は氏の Blender Theme を発掘してみようと思います。
(こちらは元記事のコメントにリンクがあります)

全文はほとんど英文ですが、Gifアニメーションとともに、各部品のblendファイルがダウンロード可能になっています。
ただし、これらはすべて単なるデモだということを忘れないで下さい。実際にデータ内に複数配置して使用したりすることは考えられていません。今後に期待しましょう。



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