Blender 2.42a リリース
投稿日時 2006年07月26日 | カテゴリ: 公式リリース
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元記事:blender.org -- Blender 2.42a update
遅くなりましたが、昨日お伝えしたとおり、2.42aがリリースされています。 以下はton氏による記事です。
2.42の Blender Player が動作していませんでした。Linux 用の Python も新しいバージョンにアップグレードされています。
従来どおり、この最新リリースはこちらからダウンロードできます。
二つの主な理由により、今回の更新が行われました。 - Blender Player がすべての OS 用で機能していませんでした。
- Linux 版が Python 2.4.3 で再コンパイルする必要がありました。これで最新の Python をインストールした人でも動作するようになりました。
もちろん、ここ1週間のバグも少し修正されています。
- Materials: Material ノードに何もない時に、Halo をセットするとクラッシュするバグを修正。
- Materials: copy/paste オプション(アイコンボタン)がノードツリーでは正しく動作していませんでした。
- Render: "Border" オプションの使用時、最後にウィンドウを再描画するのを忘れていました。
- Composite: Translate ノードがすべてのノードタイプで動作していませんでした。(注意:まだ Blur ノードに対しては動作しません)
- Composite: Group に新しいノードを追加すると、最終的な結果に更新するように。
- Composite: Vector Blur ノードが Image に、B&W(白黒) の Input を許容するように。
- UV Image Window と Node Editor が正しく、Premul Alpha 画像を描画するように。
(注:Premul でない画像のサポートは、後で「Alpha キー」が追加されます)
- Scripts: mesh_skin が動作していませんでした。
- Scripts: vrml97_export が不当に一時 Object を使用していました。
- Python API: Image.GetCurrent() の "Render Result" のための修正。
- Python API: me.faces.delete() のクラッシュを修正。
- 3D Window: 複数の 3DView を持ったとき、ときどき間違った移動補正がかかっていました( Object の移動が、マウスの移動に伴っていませんでした)
- Sequencer: ガンマの間違いを修正。
- Fluids: 手動による viscosity の設定が動作するように。
リリースするにはあまり多くの変更はありませんが、明らかに更新の価値があると思われます。
CVS は再び凍結が解除され、新しい開発作業が始まっています…そのうちクールな機能がでてくるだろうと予測しています! しかし、まずは素晴らしい Siggraph でのショーを行いましょう!
それでは。
-Ton-
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