4/7,8付 bf-blender Windows版、verBlender Linux版
投稿日時 2006年04月09日 | カテゴリ: テストビルド
|
lguillaume氏(4/7):BF Windows 2006-04-07 jms氏(4/8):bf- Windows (2006-04-08) MSVC (+ Win98 ) vizzy氏(4/8):verBlender- Patch-Preview Built- updated 07.04.2006 + cloth
三種のテストビルドが公開されています。
lguillaume氏の物はCloth モディファイアパッチが当てられています。この Cloth モディファイアは、以前 zaz氏がPythonスクリプトで公開されていた布シミュレーションを元にしたもので、こちらの論文を元に実装されています。従来の SoftBody と比べ、より布に近い挙動になっているとのことです。wiki や、Elysiunのスレッドも参考にして下さい。(前者にはスクリーンショットや動画があります)。 ちなみに、Cloth モディファイアと障害物がある場合、このモディファイアの再生や Bake を行ったときに 3DView に何も表示されなくなることがあります。ただし、Bakeすると、再生時に表示されるとのこと。
jms氏の物は Windows98でも動作するよう、マイドキュメントとデスクトップが FileSelector にデフォルトで登録されないようになっています。
vizzy氏の物は Linux 版で、前述の Cloth を含め、多くのパッチが適用されています。詳しくは氏のページの、Details をクリックしてみて下さい。図入りの解説が表示されます。
コミットログはいつもどおりLuxlaさんで。
ついでにCloth の設定を簡単に。 - 布 Object と、衝突判定を行う(障害物)Object の両方に Cloth モディファイアが必要。
- 障害物 Object は、Collision ボタン(モディファイアパネル内)を押す。
- Collision Type は、None 以外を適用。KDOP(K-Dimensional Discrete Oriented Polytopes)で凸面同士の衝突判定、Sphere/Self で球との判定だと思いますが、不安定(クラッシュする)な所為で未確認です。
- Simulation Type はシミュレーションを行うアルゴリズムの選択。Provot solver が前述の論文の物です。
- VertexGroup を使用し、ピン止め(Pinned Vertex Groupで指定)したり、影響度を Weight で指定(Mass〜)できます。
その他のパラメータは SoftBody から適当に判断して下さい。(汗 不安定な所為もあり、ちゃんと試せませんでした。
|
|