2006 Blender F1 Challenge 開幕!

投稿日時 2006年03月19日 | カテゴリ: コンテスト

元記事:2006 Blender F1 Challenge!

今年も Blender F1 Challenge がやってきました!
初めての人に説明しますと、これは未来の架空のF1カー(近未来でも遠い未来でも可)の静止画像を作って競うコンテストで、Blender ユーザたち(Blenderheads)にとって毎年恒例のお祭り行事となっています。

募集期間は下記にもありますが、今年は3/18(PST:日本では3/18の17:00)から5/13の23:59(日本では5/14の16:59)です。ただし、延長されることもありますので、ぎりぎりまであきらめないで下さい。

募集が終わると、Elysiun 登録者による投票が行われます(不正をふせぐため)。そして上位3名にそれぞれ賞品が贈られます。去年は優勝者には2.3 Manual と TextureCD、Tシャツ、そして画像を印刷したポスターが贈呈されました。

以下は主催の Curtis氏による、Blender F1 Challenge公式サイトからの引用です。去年とほぼ同じなのですが、細かいところや、翻訳ミスなどで少し変更があります。
また、参加しない人も作品づくりのヒントになると思います。
2006 Blender F1 Challengeのルールは2005年と同じです。テーマは未来のF1カーのイメージを作成することです。それは数日後、数年後、あるいは数百年後でも構いません! 過去の人気作を見れば、平凡なF1カーはないことがわかるでしょう。地面を走行するものもそうでないものもあります。あなたのイメージするものを作成して下さい。 あなたの役に立つよう、以下に過去のコンテストについて少し書きたいと思います。

以前のBlender F1 Challengeを振り返って
以前の Challenge のトップに終わったエントリーに注目してみましょう(訳注;公式の2005年の結果など)。これらに共通するものはなんでしょうか? 細部に注意しましょう! ライティング、テクスチャリング、構図、精密なモデリングがこれらのエントリーを他の物から突出させているのです。実際、これらモデルに費やした時間がその品質に現れています。

テクスチャ! ベストなモデルがベストなテクスチャを持つことに疑いの余地はありません。テクスチャはモデルをリアルに見せます。適切な位置のデカールや、細かな反射マップはモデルを驚くほど生き生きとさせます。

ライティング! また、上位の完走車には重要な部分を見せ、シーン全体の臨場感を保つためのライティングが行われていました。過去のいくつかのエントリーは、(私見では)それが不十分でした。今までで最も素晴らしい作品でも、我々に見えなければ意味がないのです!

構図! 構図はObjectをシーンに配置する方法です。トップのChallengeエントリーをよく見てみますと、その構図が非常に似たようなものであることに気づくでしょう。3/4が、少し高い位置からの見下ろしアングルです。同様に、どの車の雑誌でも似たような構図をみることができるでしょう。人々は自然にある種の物体を見るのに特別な視点から見るのに慣れています。車はその内の一つです。

コミュニティに耳を傾ける! F1 Challengeに応募される多くの画像が批評を得るため、私に送る前にコミュニティフォーラムに投稿されます。同好のBlenderユーザ達による意見を元に、多くのエントリーが改良されています。彼らに耳を傾ければ、コミュニティはあなたの画像を良くするための素晴らしいツールとなりえます。

ついでに私からも注意を一つ。画像がストーリーを語る効果を過少評価しないで下さい。いくつかのエントリーは簡単なストーリーをその中で構築しており、それらは人間味と興奮を与えます。雑誌をめくり、広告を見てみてください。恐らくいい物からは常に、シンプルなストーリーの類が伝わってくるでしょう…。


さて…ルールについて述べます。今更ですが、Blender F1 Challenge は Blender の使用が目的なのですが、それと同時に、楽しむための物でもあります。初心者から熟練者すべての Blender ユーザにとって公正で平等なルールにするべく努力しています。それはさておき、ルールを説明しましょう…。

今年の唯一の必要条件は、すべてのエントリーは、現代のF1カーに共通するオープンコックピットの形状を用いらなければならないことです。
この画像は、そのスタイルを使用した過去のエントリー(Christoffer Green氏作)です。

エントリーの基本には、ダウンロード可能な公式リリースの Blenderを使用しなければなりません(バージョン問わず)。これは基本的に、Blender をモデリング、ライティング、テクスチャリング、画像のレンダリング(Blender Internal もしくは YafRay)に使用しなければいけないことを意味します。Blender のプラグインは、すべての Blender ユーザに公開され、使用できるものであれば使用可能です。画像のポストプロセスはタイトルの追加、色調整、輝度、コントラストなどの調整目的でのみ使用できます。ポストプロセスによる重要な要素(背景、キャラクタ、その他…)の追加は認めません。

エントリーは JPEG 画像で投稿、幅・高さとも1024ピクセル以内に収めて下さい。E-mailに添付、もしくは私がダウンロード可能な、ファイルへのリンクを記載(推奨)し、私(訳注:Curtis氏)へ送って下さい。エントリーはコンテスト終了までいつでも更新可能ですので、土壇場の調整をためらわず行って下さい。コンテスト最後の投票による上位5作品については、.Blend ファイルの提出をお願いすることがあります。

エントリーは2006年3月18日(土)より受付開始、終了はアメリカ太平洋時間(PST)2006年5月13日(土)の23:59(訳注:日本では5/14の16:59)6/10の23:59(PST。日本では6/11 16:59)です。これは名作を作るのに充分な時間です!

賞品
優勝: Project Orange DVD、Blender Tシャツ、Ballistic Publishing より、EXPOSE 3 3D art book
また、2007 Blender F1 Challenge で目立つところに掲載され、サイトのカラーリングが画像から作成したパレットになります。
2位:Project Orange DVD、Blender Tシャツ
3位:Project Orange DVD

技術の習得と楽しむことが重要です! あなたの Blender を始動し、最高傑作を作り上げて下さい!

CurtisS




Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://blender.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1504