3/8付bf-Blender Windows版

投稿日時 2006年03月09日 | カテゴリ: テストビルド

BF Windows 2006-03-08 + patch

lguillaume氏による、3つのパッチを追加した3/8付bf-blenderWindows版のテストビルドの配布です。
パッチは、
- 新しいBlendモード(Color Dodge、Color Burn、Hue、Saturation、Lightness、Color)
- CinePaint からの cineon/dpxエクスポートの移植
- Histogram(ヒストグラム)Compositor ノード
以下は元記事からの引用です。
ton氏
Compositor のワークフローの改良:'Render Result'ノードごとに、特定のノードを再レンダリングするボタンを追加。他の Scene で使用しているノードでも動作します。

briggs氏
-> Path 選択ツール。

Mesh EditMode の '[W]キー' ポップアップメニューに新しいツール、'Path Select' を追加しました。
二つの Vertex が選択されているとき、'Path Select' は、両者を結ぶ最短経路を検索します。経路決定には、二つの方法があり、ひとつは物理的に最短経路のもの、もうひとつはトポロジー的に最短距離のものです。

サンプル:

オリジナルの選択:
http://www.umsl.edu/~gcbq44/pathselect.jpg

Path Select - Edge Length
http://www.umsl.edu/~gcbq44/pathselect-shortestphysical.jpg

Path Select - Topological
http://www.umsl.edu/~gcbq44/pathselect-topological.jpg

このツールはダイクストラのアルゴリズムをそのまんま実装しています。非常に大きな Mesh では、少し遅いでしょう。速度を向上するには、Mesh の一部を Hide し、不必要な部分を隠せば、そこは検索されません。

ton氏
"Around Individual Centers" が Face 選択モードのみですが、Mesh の EditMode でも動作するように。Face の中心を、Rot と Size 用に参照します。

Vertex に属する Face の検索のコードに、二重ループを使用しています…つまり、一万以上の Face では、遅くなるということです。とりあえずは容認できるものの、後日改良する予定です。




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