ATI sponsors 3d cards

投稿日時 2004年05月09日 | カテゴリ: Blender.org

ATI sponsors 3d cards

ton氏による記事です。
新しいATIカードとドライバにより、BlenderのMenuの描画が遅くなる旨の報告は、ATI開発サポートの人物とコンタクトを得られる結果となりました。ドライバの更新もしくは修正が(すぐに、もしくは全然)期待できなくなった所為で、私は彼らに最近の3Dカードを私たち開発者に少しわけてほしい、と尋ねました。私たちのチームの多くの人々がATIを使用し、エラーの追跡と必要とする回避策の発見をより一層行えます。

驚くべきことに彼らは5つのカードを送ってきたのです! すべて申し分のない、最近のモデルでした。bf-blenderプロジェクト管理者との慎重な審議の結果、私たちは一番それを使用してくれる、もしくは一番結果をだしてくれるであろう開発者を5人選びました。おめでとうJiri氏、Jesterking氏、Kester氏、Desoto氏、Zr氏!

このATIのエラー…本当の理由はフロントバッファへの描画が最近の3Dカードでは段々サポートされなくなっているからです。Blenderはメニューとボタンシステムの更新をこれに頼っています。
現在私たちはこれらのエラーを解決と、すべての環境で等しくよい品質にすべく、今回限りで代替の描画方法への修正を行っています。2.34リリースには用意したいと思っています。
少し説明すると、ゲーム等では描画中の状態を表示しないため、まず表示されないバックバッファというものに書き込んでから表示中のフロントバッファと交換(もしくは転送)するというパターンを用います。フロントバッファに直接書き込むことはblender以外ではほとんどないため、その機能がコスト削減のために削られているということです。




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