bf-Blender / Windows (2005/08/28) Bullet + Particle patch
投稿日時 2005年08月30日 | カテゴリ: テストビルド
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元記事:bf-Blender / Windows (2005/08/28) Bullet + Particle patch
lguillaume氏による、8/28付 bf-blender Windows版のビルドの配布。 以下は元記事に引用されている一部のログの翻訳です。
Log: Ton氏 新しい IK lib の機能を Armature の Pose に統合。 昨日のコミットと古いドキュメントは忘れて下さい。新しいドキュメントの制作が進行中です…。
以下に 現在の IK の動作を書きます:
- IK チェーンは最も遠い Parent Bone までつなげることができます。古いオプション "IK to Parent" と、Bone がその Parent へのオフセットを持つかどうかを無視します(現在、オフセットは IK にも動作します。よって、T-bone も作成可能です)
- この古い "IK to Parent" オプションは単にすべきこと ― Bone が直接 Parent Bone に接続されているか否かを示すだけになりました。 UI と コード内ではこのオプションは "Connected" と呼ばれるようになりました。
- また、ある IK チェーンのどの Bone を "Root" とするか、ユーザが決定できるようになりました。これはどの IK Tip(IK Constraint があるところ)の Parent でもなれます。デフォルトでは、新しい Constraint パネルオプション、"Chain Length" に値を設定しない限り、行き着くところまで行きます。
- 複数の IK Root が同じ Bone にあり、なおかつそれらが枝分かれした構造になっていると、"Tree IK" が自動的に検出されるようになりました。 ひとつのチェーン(枝分かれなし)上の複数の IK がある場合は、今も通常通り、IK が順番に実行されます。
- 注意:枝分かれした構造で、一部で IK チェーンがオーバーラップし、同じRoot を共有していないときは、恐らく枝が分断されるでしょう。
- IK のある Bone を選択した時、黄色の破線でその Root が描画されます。
- IK オプション "Location Weight" と "Rotation Weight" は相対的な物で、もしツリー IK 構造の場合、これらの Weight は0にはできません。IK Target のアニメーションもしくは使用不可にするには、"Influence" スライダを使用して下さい。
- この新しい IK は Blender ファイルと下位・上位互換性があります。もちろん、新しい機能は古い Blender バイナリでは見えません!
その他の変更と注意:
- PoseMode で、Constraint パネルが EditButtons の Bone パネルの次に描画されるように。
- IK Constraint パネルが再デザインされました…まだ少し潰れ気味ですが。
- "No X DoF" ボタンは、"Lock X" と呼ばれるように。これはオプションのネーミングの仕様にうまく追従しています。
- Armature の EditMode で、Make/Clear Parent の Undo プッシュを追加。
- [Ctrl]+[P] "Make Parent" を選択された Bone 一つに使用すると、Connect されるように([Alt]+[P]はすでに「Connect 解除」になっています)。
次のTodo:Bone の Lock の境界と、Stiffness の視覚化と検討。
Log: Blendix氏 IK Rotation の Limit の修正: - Z軸の Rotation の Limit が動作せず、間違ったフラグを使用していました。
- Min Limit が Max Limit を超えないように。逆も同様に。
- ヤコビアン行列が IK クランプで上書きされるのを修正。
また、Particle の改良パッチも一緒にコンパイルされているとのこと。このパッチでは、VertexGroup による Emitter 範囲の設定や、Particle 発生前の表示などが追加されています。
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