bf-Blender / Windows (2005/08/23) Bullet + Ashikhmin シェーダ

投稿日時 2005年08月24日 | カテゴリ: テストビルド

元記事:bf-Blender / Windows (2005/08/23) Bullet + Ashikhmin shader

lguillaume氏による8/23付け bf-blender Windows版のビルドの配布です。
lordloki氏による Ashikhmin シェーダのパッチを追加した新しいコンパイルです。
このコンパイルはテストおよびバグ報告用です。


元記事の zip ファイルへのリンクは弾かれているようですので、こちらから行ってみて下さい。
Ton氏
Log:
Armature 全体のデフォームのコントロール。三つの新しいオプションが追加されました:

Armature パネル
- "Vertex Groups"
- "Envelope"

Bones パネル
- "Mult"

以下のような論理で動作します:
- "Vertex Groups" のセットで、VertexGroup を元にしたデフォームが有効になります。(デフォルト)
- "Envelope" のセットで、Bone Envelope によるデフォームが有効になります。
- 両方のセットで、Envelope デフォームが、VertexGroup のない部分に適用されます。

- Bone ごとの "Mult" オプションをセットすると、VertexGroup に更に Envelope が動作します。
- Bone ごとの "Deform"オプション("Skinnable" と呼ばれていたもの)の ON/OFF で、すべての場合において、その Bone のデフォームが ON/OFF されます。

古い仕様は、VertexGroup がないときは、その Bone のデフォームは、Bone との距離で行われました。私はこの(仕様への)パッチができません…よって、古いファイルは自前でこれを行う必要があります。いずれにせよ、このオプションは不便だったため、あまり悪いことではないでしょう。

Log:
Weight Paint が、よりマシなものに。

- [Ctrl]+[Tab]で、WeightPaintMode の ON/OFF の切り替え。
- Mesh が VertexGroup をまだ持っていない場合でも、WeightPaintMode に入ることができます。この時、最初のペイント動作でにより、デフォルトの Group が作成されます。
- Bone の選択と、WeightPaintMode との組み合わせでは、もし VertexGroup のない Bone を選択した場合、それは暗い青で描画されます。最初のペイント動作により、同様にその Bone の名前で、新しい Group が作成されます。

Log:
要望の多かった、Constraint の "move up" と "move down" ボタンが、パネル内に!

Log:
三つの小さな機能:

- VertexPaint と、WeightPaint が、専用のカーソルを使用するようになりました。これは非常に古い計画のひとつでした。現在は "knife"型で、いいブラシアイコンが必要です!
- EditMode での Bone のスケーリングで、"Envelope" 描画モードが設定されていなくても、デフォーム距離の情報がスケーリングされるように。
- EditMode での、[Ctrl]を押しながら選択した Object のフロントバッファによる描画を禁止しました。(ObjectMode での選択のように)通常の再描画を使用します。


guitargeek氏
Log:
このコミットは、調整用の Edge が2つだけ選択された四角形の Subdivide 用に、2つの新しいフィル方法を導入します。Path、Fan、Innerverts です。現時点では、

すべての Subdivide を呼び出すツールでは、常にポップアップメニューにより、どのタイプを選択するか聞かれるようになっています。


Ton氏
Log:
編集時の苦痛を新たに解消!

Constraint の Ipo の追加の動作は、全く悲惨なものでした。現在の Constraint パネルでの動作は以下のようになっています。

- "Show" ボタンで、IpoWindow が その Constraint の Ipo を表示するように。
(以前は IpoWindow が適切なモードに設定されていないと表示されませんでした)

- "Key" ボタンで、現在のフレームにキーを挿入するように。
(そして IpoWindow にも表示されます)

両方のオプションは、Action がなければ、それも作成することに注意して下さい。
よって、IpoWindow を開いてなくても、すでに Constraint のアニメーションができます。
(Todo: 常にスライダの変更による挿入を行うための、Auto key オプションの使用)

追記:Bone の選択で、Constraint IpoWindow の更新も行うように。しかし、複数の Constraint Ipo が Bone にある時は、最初の物のみ表示されることに注意して下さい…跡で解決する予定です。


他に物については、こちらをご覧下さい。
http://projects.blender.org/pipermail/bf-blender-cvs/2005-August/date.html


ここで触れられていない Ashikhmin シェーダですが、これはいわゆる異方性反射で、nu により横、nv により縦のスペキュラ形状を設定します。t-potに説明があったので読んでみてください。また、Ashikhmin 氏によるPDFと画像がこちらにあります(下の "From the Journal of Graphics Tools" の項。ただし、スペキュラ成分のみです)。
特に "An Anisotropic Phong BRDF Model" のPDFの図がパラメータ調整に役に立つでしょう。ただし、Cylinder の図のような、綺麗なスペキュラはできないようです。



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