Science Museum of Minnesotaがオンラインの視覚化用ツールキットを告知

投稿日時 2005年01月21日 | カテゴリ: サイト・活動紹介

元記事:Science Museum of Minnesota Announces Online Visualization Toolkit

joshuaseaver氏による記事です。
Science Museum of Minnesotaは、サイエンティフィック・ビジュアライゼーション(scientific visualization: 科学情報の視覚化)のオンラインコミュニティサイトを、ツールキットとともに公開しました。このツールキットには、核となる開発ツールの一つとして、Blenderが含まれています。

リソース統一の欠如による失敗と、オープンソースとサイエンフィック・ビジュアライゼーションの開発ツールについての議論を踏まえ、Science Museum of MinnesotaのLearning Technologies Departmentは彼ら自身で開発することに決めました

特にこのサイトは、研究と立体的で高精細な技術を利用する一般の人々との橋渡しを願う人々のために作成されました。考古学における復元の試作(prototype archaeological reconstruction)は、9,000年前の新石器時代のチャタルホユック(Catalhoyuk)と呼ばれる集落を、Blenderのゲームエンジンを使用して表現、アムステルダムの2004 Blender Conferenceにてプレゼンが行われました。その最終バージョンはこのビジュアライゼーションサイトにて公開しています。

最初に考古学に焦点をあわせたのは、彼らが科学的分野の広い範囲のリソースの投稿によって、このサイトが成長しつづけることを望んでいるからです。これらのすべての情報が、Blenderコミュニティ内のサイエンフィックビジュアライゼーションへの興味を、このコミュニティへの参加と彼ら自身の作品の投稿、議論の寄稿へと促すでしょう。

上記のデモは当方の環境では暗く、若干操作に問題にありますが、暖炉の音や動物の鳴き声も聞こえ、興味深いものでした。
こういった学術的な方面にも、さらに活用されてほしいと思います。




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