Blender Raytracer Preview

投稿日時 2003年12月13日 | カテゴリ: Blender.org

Blender Raytracer Preview

B@rt氏による記事です。
信じるかどうかわかりませんが、TonはBlenderの前にあったツールTraces!(訳注:BlenderはNEOGEOという会社で以前に使用されていた社内用ソフトウェアの代わりとして作成された)からレイトレーサをBlenderに統合してしまいました。彼いわく、「アルゴリズムが最適化され、今は10倍早くなっている。現在のPCと組み合わせると、1990年代初期の頃に比べ40倍早くなっており、レイトレースは十分使い物になっている」とのこと。 非公式のビルド[Linux][Windows] (Theeth氏に感謝!)をダウンロードし、使用方法を読んで下さい。(ec2氏によりElysiunに投稿されています)レイトレースによる影の使用方法
  1. 好みのシーンにObjectを追加する。
  2. lampを追加し調整する。(訳注:種類はどれでも影がつきます)
  3. 「Shadow and Spot」Pannelの[Ray Shadows]をONに ([Buf. Shadow]はOFFに)し、samplesとsoftを調整する。
  4. Render windowに行き、[Shadow]、[Ray]を([Radio]はラジオシティを使用するなら)ONにし、レンダリングする。
レイトレースによる反射の使用方法
  1. Objectを選択する。
  2. Shaders Panelで[RayMir]と[Depth]の設定を調整する。
  3. もしlampがある、もしくはRadiosityが設定されていれば、Render Windowへ行ってレンダリングする。
リンクこれからチェックの床に置かれたシルバーの球をたくさん見ることになるのは間違いないでしょう。:)
試しに使用してみたのですが、既存のファイルに対して設定しても上手くいかない場合があるようです。とりあえず新しく作ったSceneにAppendでObjectを持ってきてやれば動いてくれました。また、箱の中などの閉鎖空間では光自体がでてくれないこともありました。12/14追記:上手くいかない場合があるのは、unified rendererを使用していたからでした。また、光がでなかったのは、閉鎖空間でSunとHemiを使用していたから(無限光源なので)でした。(恥)




Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://blender.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1060