元記事:
blender.org - Features and Fixes 2.49 のその他の機能と重要な修正 Mesh モデリング - Mesh からすべての VertexGroup を除去(Delete all vertex groups from a Mesh)([Ctrl]+[Shift]+[G]メニュー)
- [Alt]+選択クリック(右クリックなど)の Face-loop で、Hide されている Face は無視されるように。また、この方法で Face を削除しようとするとエラーになります。
- Shrinkwrap と Simple Deform モディファイアに、Lattice の VertexGroup のサポートを追加。
- モディファイア:
Shrinkwrap Constraint を追加。
Curve/Surface モデリング - 新しい Vertex 毎の radius オプションが正しく初期化されていないことがあったのを修正。([W]キーで値にアクセスできます)
- ボタンウィンドウ内のほとんどの Surface (NURBS) ツールが、Undo の履歴に追加されていませんでした。
物理演算 - バグ修正:すべての Fluid で、Speed vectors/velocity データが動作していませんでした。
- Outliner に、Particle システムモディファイアの子として 'Particle System' エントリを追加。クリックすると、アクティブになり、ObjectButtons に移動します。
- Particle: Hair と子 Particle が Density テクスチャに反応していませんでした。
- Particle: Curve ガイドに影響を受けている Reactor Particle がおかしな場所から発生していました。
- Particle: 大量の安定性・一貫性についてのバグ修正。
Particle の Mesh の Field の新しいオプション、Surface -ほとんどの Mesh の Field エフェクタが、パーティクル毎のエフェクトポイントを Mesh 表面上に一番近い場所にできるようになりました。
- これは Effector field パネル内の "Surface" ボタンで有効になります。
- 有効になると、モディファイアスタックに、"Surface" エントリが追加され、どこから Mesh の状態を読みだすのかを指定できます。
- サンプル動画:
Material/レンダリング -
重要な注意: YafRay は Render オプションから削除されました。(Pythonスクリプトから)Yafaray(Yaf(a)Ray)を利用して下さい!
- 環境マップ(EnvMap)のレンダリングで、アルファの Sky カラーがおかしくなっていました。
- Colorband に新しい補間タイプ、"Constant" が追加。トーンシェーディングなどで便利です。
サンプル画像 - Colorband の表示を更新、編集中のグラデーションの補間が正しく表示されるように。
- Compositor の Filter ノードで、単一値のバッファ使用時に出力がずれていました。
- マルチスレッドかつ複数の Material ノードでレイトレースを使用時、黒いドットが現れていました。
- (Particle ではない)オブジェクトの Halo が、"MapTo" の Alpha チャネルを使用するように。
- Texture ノードが循環するように接続すると、永久ループに入ることがありました。
- キーアルファレンダリングが、モーションブラ―時にも動作するように。
- Sequencer: (2.48から)画像のスケーリング時、バンディングや色ずれが発生していました。
- Sequencer Image ウィンドウで、フレーム決定(左クリック)時に再び動作するように。
- Material で、テクスチャの Ambient 要素へのマッピングが動作するように。
- Mateial ノード使用時、半透明の影が動作していませんでした。
- Sequencer: カスタム Proxy ファイルストレージを追加(Sequencer Buttons の Proxy パネル)。
Node エディタ Node エディタが、Material の Texture 以外もサポートするように。新たな三つのアイコンで設定します。
- Active Object: Material もしくは Lamp とリンクしている Texture 用
- World: World データの Texture 用
- Brush: アクティブブラシの Texture 用
最後のものは、Paint もしくは SculptMode時にのみ使用可能です。
- PaintMode: UV/Image ウィンドウの Paint Tool パネルで、アクティブな Brush をセット
- SculptMode: EditButtons、Texture パネルで、空のスロットを選択し、Texture を追加。
注意: Node エディタでのプレビュー更新は、内容の変更時にいつも起こるとは限りません。ソケットをクリックすればビューが更新されます。
アニメーション - Armature Proxy と Undo を組み合わせて使用している時の、二つの重大なクラッシュを修正。
- Bone の Roll値が Transform 時におかしくなるのを修正。Roll は自動的に計算された上方向の軸を元にしていますが、Bone の Transform が Bone の方向をめちゃくちゃにしていました。新しいコードは自動的にこの Roll値を調整し、Bone の方向ができるだけ一致するように保ちます。これは Transform のすべての面で働きます。
- 新しい Timelie メニューエントリ、Playback -> Sync Playback to Frames/Sec(フレーム/秒にシンクロして再生)が追加。
- アニメーションの再生が、Render パネル(もしくは -a -j スイッチ)の Step 値を使用するように。
- "Clear user transform" が言葉通りに動作していませんでした。これは Rest Position ではなく、選択した Bone を Action/NLA で設定された Transform に戻す物だと思われます。もし Action がなければ、Rest Position にリセットされます。
- Armature のコピー(Duplicate)時、Constraint に Local Ipo があった場合、この Ipo をコピーしておらず、ドライバーも上手く動いていませんでした。
UI - Grease Pencil がスクリーンエリアを複製した後、オリジナルのスクリーンエリアからレイヤを削除するとクラッシュしていました。
- Python スクリプト機能リクエスト:Space Handler がリリースイベントも報告するようになりました。
- OpenGL スペキュラが Perspective モードでも正しい View ベクトルを得るようになりました。3Dウィンドウとゲームエンジンの両方で動作します。
- File ブラウザ:アルファベット順のファイルソートが、自然な数の並びを元にするように。
- Linux: Blenderから、もしくは Blender へのテキストの Copy/Paste が正しく動作していないことがありました。
- Material/Lamp 機能のサポート向上のため、GLSL を少し更新。
- Windows バグ修正:レンダリング(ウィンドウが開いた)後、マウスホイールのズームが失われていました。
その他 - FFmpeg をリリースバージョン0.5に更新。
- OSX Intel ビルドでも音声がサポートされるように
- Sequencer の FFmpeg のサポートと音声に関する大量の修正。
元記事:
blender.org - Features and Fixes