元記事:Release Notes-Notes243-Python Scripts - BlenderWiki



Python スクリプト



注意
下記のスクリプトの変更の詳細については、下記のリポジトリのリンク先に行き、スクリプトのファイル名をクリックして下さい。
オンライン SVN リポジトリのスクリプトフォルダ




Click project from face: ある Face から3回クリックしてマッピング




Follow Active Quads: 道路を四角形の帯として作成。Loop Average オプションを使用しテクスチャの歪みを除去

新しいスクリプト



[wiki]-''Help: ID Property Browser''(Joe Eagar氏作)
新機能の ID Properties をブラウジングします。

-''Export: MDD exporter''(Bill L. Nieuwendorp氏作)
MDD vertex キーフレームファイルにアニメーション Mesh をエクスポートします。

-''Import: MDD importer''(Bill L. Nieuwendorp氏作)
MDD を Mesh の RVKs にインポートします。

-[[Import: DXF Importer:http://mediawiki.blender.org/index.php/Scripts/Manual/Import/DXF]](Ed Blake氏作)
Drawing eXchange Format (.dxf)ファイルをインポートします。

-''Mesh: Solidify Selection''(Campbell Barton氏作)
第二のスキンを作成し、Mesh の殻を作成します。

-''Object: Cookie Cut from View''(Campbell Barton氏作)
ビューの軸から、選択された Edge のみの Mesh で、他の Face のある Mesh をカットします。

-''Object: Randomize Loc Size Rot''(Campbell Barton氏作)
選択されたオブジェクトの位置、サイズ、方向をランダムにします。

-[[UVCalculation: Click project from face:http://mediawiki.blender.org/index.php/Scripts/Manual/UV_Calculate/Click_project_from_face]](Campbell Barton氏作)
開始点となる Face を3回のクリックすることで、選択された Face群に UV を投影します(訳注:簡単にいえば、開始点 Face の角、方向と高さ、横幅をクリックすることで指定します)。

-[[UVCalculation: Follow Active (quads):http://mediawiki.blender.org/index.php/Scripts/Manual/UV_Calculate/Follow_active_quads]](Campbell Barton氏作)
隣接するアクティブな四角的群をたどってマッピングしていきます。

-''UVCalculation: UVs from unselected adjacent''(Campbell Barton氏作)
選択された Face 群に、周囲の未選択の Face から UV を割り当てます。

-''VertexPaint: Copy from Material''(Campbell Barton氏作)
Material のディフューズカラーを VertexColor として書き込みます。
[/wiki]

改良とバグ修正


[wiki]-UV Export: ユーザインタフェイス。バンドルスクリプトのほとんどが更新されています。[/wiki]
一般的に、改良には安定度、便利さ、エラー処理、スピードの向上、もしくは少なくとも私たちのガイドラインへの追従や、新しい API リソースの使用にともなう更新が含まれています。、

特に多くのインポート・エクスポートスクリプトが改良されています。

Import / Export

[wiki]-3ds import / export
-ac3d import / export
-bvh import
-collada 1.4 import / export(物理演算、Mesh スキニング、Armature のサポート)
-collada export
-DirectX8 import / export
-flt filewalker
-flt import / export
-iv export
-lightwave import / export
-md2 import / export
-obj import / export
-off import / export
-paths import (svg part)
-ply import
-raw import
-save theme
-slp import
-truespace import / export
-videoscape export
-vrml97 export
-x3d import / export
-xfig export
-xsi export[/wiki]

その他

[wiki]-animation trajectory
-armature simetry
-axis copy
-bevel center
-blender lip synchro
-console
-Consolidate into one image は、"image auto layout" に名前変更されました。
-doc browser
-envelope assign
-envelope symmetry
-faceselect same weights
-hotkeys
-image edit
-image find paths
-image auto layout
-image billboard
-mesh boneweight copy
-mesh cleanup
-mesh edges 2 curves
-mesh mirror tool
-mesh poly reduce
-mesh skin
-obdatacopier
-object apply def
-object batch name edit
-radiosity import / export
-uv from adjacent
-uvcopy
-widgetwizard
-rename object by block
-rvk1 to rvk2
-vertexpaint selfshadow ao
-unweld
-uv archimap
-[[uv export:http://mediawiki.blender.org/index.php/Scripts/Manual/UV/UVExport]]
-weightpaint clean
-weightpaint envelope assign
-weightpaint gradient
-weightpaint grow shrink
-weightpaint normalize[/wiki]
当然これは進行中の物で、まだまだ作業が必要です。今回は特に Campbell Barton(ideasman42)氏による、大幅なバンドルスクリプトのテストと更新作業に注目したいと思います。


削除


このリリースではいくつかのスクリプトが削除されました。いつもどおり、それを決定する理由は以下のいずれかです。
[wiki]+Blender 自身に新機能が追加され、そのスクリプトが必要なくなった。
+同じ機能の別の(何らかの理由で好まれている)スクリプトがあるため。
+そのスクリプトにバグが多い、もしくは改良の必要があるのに、だれも保守をしてくれない場合。

-''Mesh: Mirror Bone Weights'' (mirror_bone_weights.py)
-''Mesh: Bbrush'' (mesh_bbrush.py)
-''UV: Relax selected UVs'' (uv_relax.py)
-''Mesh: Triangles to Quads'' (mesh_tri2quad.py)
-''Export: Cal3D'' (blender2cal3d.py)
-''Export: Nendo'' (nendo_export.py)
-''Import: Nendo'' (nendo_import.py)
-''Import: kmz (google earth)'' (kmz_ImportWithMesh.py)
-''UV: UV Texture Baker'' (tex2uvbaker.py)
-''Mesh: Knife Tool'' (knife.py)
-''Animation: Empties to Armature'' (animation_empties2armature.py)
-''UV: UV painter'' (uvpaint.py)
-''Mesh: Dispaint'' (disp_paint.py)[/wiki]


プロジェクト


マニュアル


私たちはまさにこの wiki で Blender スクリプトマニュアルの記述を開始しています。現在いくつかのサンプルのみです。いずれは、少なくとも全バンドルスクリプトのオンラインドキュメントができるだろうと見こんでいます。

私たちの目的は、読みやすく、詳細かつわかりやすい説明の、良質な素材の提供です。ボランティアは常に歓迎しています。
[wiki]-[[Blender Scripts Manual:http://mediawiki.blender.org/index.php/Scripts/Manual]]
-[[クリプトを改良するスレッド:http://blenderartists.org/forum/showthread.php?t=77829]]。ここではこのプロジェクトについても議論しています。
[/wiki]

カタログ


ここ何年間に、数百(おそらく数千)の便利で興味深い、楽しいスクリプトが Blender に書かれてきました。その多くは、しばらくはオンライン上のサイトやフォーラムにありますが、やがて保守されなくなり、ほとんどのユーザにも知られないまま、探すのが難しくなったり、消え去ってしまいます。

Brendon Murphy (Meta-Androcto)氏は、この Blender Python スクリプトを収集・保存し、他のユーザが必要な物を見つけられるよう、そして現在の Blender リリースでは動作しなくなった物を可能なら(*) 更新できるようにするという、大掛かりな仕事を始められました。

(*)Python プログラマにとって、古いスクリプトの更新は大抵つまらないことではあるものの、そんなにむずかしい作業ではありません。本当の問題はライセンスです。もしオリジナルの作者から許可が降りなければ、更新を行うことはできません。しかしせめて、そこから新しい何かを作成しようとする作者が、昔の便利なスクリプトとその機能について知ることができればそれで充分ではないかと思います。

数ヶ月前、Brendon氏はこの作業を公式な物に拡張することを薦められ、氏は Blender Wiki にスクリプトカタログを作成されました。以来、氏は更新を重ね、すでに多くのエントリが追加されています。将来的には、データ構造の改良、その処理を助けるスクリプト、そしてもちろん、より多くのスクリプトのカタログ化が予定されています。

[wiki]-[[Scripts Catalog:http://mediawiki.blender.org/index.php/Scripts/Catalog]][/wiki]


インストーラ


Levi Schooley (reD_Fox)氏は、ユーザが Blender でのスクリプトのインストールをわかりやすく行える方法として、バンドルインストーラとなるスクリプトについての研究と作業に着手されています。下記に Blender Artists の Python & Plugins フォーラムの公式スレッドがあり、現在のそのスクリプトへのリンクと、仮のドキュメントがあります。

[wiki]-[[Installer's thread:http://blenderartists.org/forum/showthread.php?t=81748]][/wiki]


謝辞


いつものように、これらのスクリプトを作成・更新されたスクリプト作者の皆さんに感謝します。また、問題の報告や、新機能の助言を下さったユーザの方々にも感謝します。そして私たちは Brendon氏や Levi氏のように、Blender のスクリプトやその制作の水準を引き上げる新しいプロジェクトについて作業して下さる新しいボランティアも歓迎しています。

最後になりましたが、Blender に機能を追加して下さった、そして Blender の API にそれらが利用できるようにして下さったプログラマの皆さんに感謝します。


元記事:Release Notes-Notes243-Python Scripts - BlenderWiki
このページは07:09, 31 May 2007版を元にしています。