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Child(子)Particle



沢山の Particle を効率的に生成するには、通常(親)の Particle の周りに Child Particle を作成するといいでしょう。これらはそれぞれシミュレートされることはなく、単に親から位置が補間されるだけです。
Child Particle の親との相対位置にはランダムさを与えることもできます。例えば、Hair の編集で Child Particle を使用すれば、編集するのは数千の Parent Hair のみで済み、その後レンダリング時に何百もしくは何千倍にも増やせて非常に便利です。

Child Particle は Face から発生させ、その後近辺の親 Particle との間を補間することも、一つの Parent Particle から周囲に生成することもできます。また、''Amount'' と ''Render Amount'' で、親 Particle 毎の Child Particle 数を別々に設定することもできます。
[wiki]-''Clump'': 親 Particle に対し、Child Particle を集結する量。集結(Clumping)は一番近い親 Particle に Child Particle を引き付けることで行います。
-''Shape'': 集結の形状の減衰をコントロールします。
-''Size'': 親 Particle に比例し、Child Particle のサイズを乗算します。
--''Rand'': Child Particle のサイズをランダムにします。
[/wiki]

From Face


Child Particle を Face から発生させた場合、Child Particle の Path もしくは Hair の形状が近辺の親 Particle から補間されます。
[wiki]-''VParents'': 仮想の親の相対量。
relative amount of virtual parents.
-''Use seams'': Seam を使用し、親を決定します。Child Particle は Seam の一方からの親を取得します。これは髪型の中で、あるラインを分け目にして髪の毛を別々の方向に流すなどのように、髪の毛を綺麗に分けたいときに便利です。
[/wiki]



Child Particle、Kink、Branch 設定による様々なヘアスタイル。サンプルファイル



From Particle


このモードでは、ひとつの親 Particle の周辺に Particle が作成されます。
[wiki]-''Rad'': 親の周りに作成する Children の半径です。
-''Round'': 親の周りの Children Particle 群の丸みです。
[/wiki]

Roughness(荒さ)


Child Particle の出現する形状をあまり整列していない、乱雑な外見にするためのランダム性を与える設定がいくつかあります。
[wiki]-''Rough1'': Roughness の移動量。
--''Size1'': スケーリング要素。
-''Rough2'': Roughness のランダム量。
--''Size2'': スケーリング要素。
--''Threshold'': Roughness が関与しない Particle 量。
-''RoughE'': 終点の Roughness。最終地点にランダム性を付加します。
--''Shape'': 終点の Roughness の形状。
[/wiki]

Kink(縮れ)と Branch(分岐)


一般的に髪の毛に使用される、縮れと分岐を作成する設定が色々あります。
Braid(三つ編み)、Curl(カール)、Radial(放射状)、Wave(ウェーブ)といったタイプがあります。


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