元記事:
blender.org - Blender 2.45
Blender 2.45
この2.45はバグ修正リリースあり、2.4xシリーズの安定版です。
新機能は追加されていませんが、バグの追跡と修正に注力しています。パフォーマンスに関する問題にも対処しています。
2007年9月18日
このリリースについて
引き続き Blender 2.4xシリーズはバグ修正リリース期間とし、一方、新機能は Blender 2.50(二点五十であり、五ではありません)を対象とし、開発者が長い開発サイクルを必要とするような、抜本的な変更を行えるようにします。
もし、うんざりするような詳細を読みたい方は、
バグ修正の完全リスト(
日本語版)をご覧下さい。
また、以下にその「ショート」バージョンがあります。
[wiki]-SSS が Panorama レンダリングでも動作可能に。
-SSS使用時に、Negative Lamp を使用するとでてくる異常を除去
-プレビューレンダリング用の SSS を無効に。他のプレビューレンダリングが遅くなることは全くなくなりました。
-「平面制限 Transform」の、その平面が視点に対し垂直になっている場合のエラーを修正。
-“Ztransp”の Vector Blur で、縁で黒い線が現れてブラーが行われていなかったバグを修正。
-コマンドラインレンダリング時、特にアニメーションの最初のフレームで Particle システムが異常な結果を出すエラーを修正。
-64ビット Linux での Verse のクラッシュを修正。
-Math ノードの作用を反映できるように。
-UV や VertexColor を持つ Multires Mesh が多くのケースでクラッシュしていました。
-Lamp のある3DS ファイルのインポートを失敗していました。
-FBX Exporter が更新、他のアプリケーションとの互換性の向上、Armature でデフォームしている Mesh や Object のアニメーションのエクスポートに対応しました。
-Collada が更新、Artmature のサポートが向上。
-2.44で Python モジュールが同梱されていなかったため、2.43で動作していたスクリプトのいくつかが2.44で動作に失敗していました(Windows版で、Python パッケージがインストールされていなかった時のみ)。
-影の計算で、スペキュラが影を無視するバグを修正。
-現存のキーフレームを新しい物でリプレースする時の、新しいキーフレームの挿入方法を変更。多くのキーフレームをお互いの上に積み重ねて作成しないようになりました。
-Boolean 機能で Object に Vertex がなくなると Blender がクラッシュしていました。不正なメモリにアクセスしていたのが原因です
-Outliner の "make local" オプションを削除。正しく動作しておらず、Linked データでエラーを起こしていたからです。
-EdgeSplit のクラッシュを修正。これは 「橋」(二つ以上の Face を繋ぐが、Edge を共有していない)Vertex が 最大 Vertex 数にカウントされておらず、それがメモリの確保に使用されていたため、クラッシュしていました。
-Multires の Editmode 時のメモリリークを修正。Multires の Editmode 統合コードにタイポがあり、一つのポインタ配列のために大量のメモリが確保されていました(10倍以上に匹敵)。[/wiki]
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