元記事:
blender.org - New Modifiers
新モディファイア
二つの新しいモディファイアが利用可能になりました。
Smooth
Smooth モディファイアパネル
このモディファイアは Mesh Object を、隣り合わせた Face 間の角度を鈍化することでスムーズにします。恐らく処理中は、オリジナルの Object のサイズから縮小されます。Smooth 機能(EditMode中、EditButtons([F9])のMesh Tools パネル内)を元にしています。
- X、Y、Z:モディファイアが適用される軸を指定します。
- Factor:スムージング量。通常0.0から1.0ですが、もっと低い値(負の数を含む)や高い値も使用でき、Mesh もデフォームされます。
- Repeat: スムージングを繰り返す回数を指定します。
- VGroup: ここで指定した VertexGroup 内の Vertex が影響を受けます。
Smooth モディファイアの動作
Factor: 1.000, Repeat: 1
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Factor: 1.000, Repeat: 6
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Cast
Cast モディファイアパネル
このモディファイアは三つの基礎形状:Cuboid(直方体)、Cylinder(円柱)、Sphere(球)のうちの一つに変化していくように Mesh Object 全体の形状を変更します。
To Sphere 機能(EditMode中、EditButtons([F9])のMesh Tools パネル内)をベースに、新しい形状を拡張しています。
- Sphere、Cylinder、Cuboid: 適用される投影形状。
Sphere, Cylinder, Cuboid: projection type to apply
- X、Y、Z: モディファイアが適用される軸を指定します。
- Factor:デフォーム量。通常0.0から1.0ですが、もっと低い値(負の数を含む)や高い値でも使用できます。
- Radius: エフェクトの中心から、この距離内の Vertex のみデフォームします(0のままで無限)。
- Size: 投影する形状の大きさ(0のままで自動)
- From radius: Radius を投影する形状のサイズとして使用。(0で自動)
- VGroup: ここで指定した VertexGroup の Vertex が影響を受けます。
- Ob: コントロール Object。ON の場合、その位置をエフェクトの中心とします。
Cast(to Sphere)モディファイアの動作
Factor: -1.000
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Factor: 0.000
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Factor: 1.000
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他のモディファイアの更新
Mirror モディファイアMirror モディファイアが作成した Face 内の UV 座標の反転コピーに対応。
Array モディファイアユーザが先端と終端のふた(Cap)Object を指定できるように。これにより、Array がより柔軟性を持ち、SubSurf の Cage を作成するのに便利になりました。このふた Object は Array の先端と終端に追加され、もし 'Merge' ボタンが ON になっていれば、自動的にマージされます。
Wave モディファイアNormal に沿ったエフェクトを適用できるようになりました。また、現存する VertexGroup にエフェクトを限定することができるように。更に Texture を使用することにより、Wave エフェクトの範囲をコントロールできます。
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