元記事:Blender.org - Retopo



Retopo



概要


使用前・使用中・使用後

Matt Ebb氏による Retopo サンプル

Retopo ツールは、Mesh の基本的な形状を同じに保ったまま、簡単にそのトポロジーを完全に変えることができます。このツールの典型的な使用方法としては、ある Mesh をよりアニメーションに適した物にするなどがあげられます。

Retopo は EditMode で編集中の Mesh の(画面上で)下に重なっている任意の3Dサーフェスに、その編集中 Mesh 内の Vertex をスナップすることによって行います。これは非常に柔軟で、シェーディングされた Bone、Metaball、NURBS、そして標準の Mesh を参照元サーフェスとすることができます。Retopo は現在の 3DView の深度バッファを使用しています。つまり、参照元サーフェスとして使用中の Object の複雑さが Retopo ツールのスピードに影響しないことを意味します。



EditMode 中での Retopo


Metaball の上に Mesh 作成。実際はもっと分割してやらないといけないかも

Retopo を使用し、Metaball Object の上に、よりクリーンなトポロジーの Mesh を作成しているところ。

Retopo トグルボタン(EditButtons 内の Mesh パネル)で、Grab、Scale、Rotate のような、Vertex の Transform 操作が可能になり、選択中の Vertex が編集中の Mesh の下にある任意のサーフェスに自動的にスナップされます。
[Ctrl]を押しながらクリック、もしくは Extrude で作成された新しい Vertex も、他のサーフェスにスナップされます。この方法により、通常の Mesh 編集ツールを使用して新しい Mesh を作成でき、その結果の Mesh を、その下にあるサーフェスと自動的に一致させることができます。

Retopo は Curve や Surface(訳注:上のサーフェスではなく、Object の種類なので英語で表記しています) でも Curve Tools1 パネル内で使用可能です。Retopo Paint は Curve や Surface には使用できませんが、他のオプションは Mesh と同じように動作します。



Retopo Paint


Metaball に合わせて Mesh を作成

Retopo Paint を使用し、新しいトポロジーを Metaball Object に描画(左)
その後 Metaball に合わせ、実際のポリゴンを生成(Apply)。(右)

標準の EditMode ツールに加え、Retopo Paint を使用してトポロジーを生成することもできます。このツール。非常にシンプルなペイントツールとして機能し、線、円、フリーハンドで描くことができます。これらのストロークは、通常の Retopo モードで Vertex に行われるのと同じ方法で、そのストロークの下のサーフェスに同化します。
[Enter]を押すことで、線が交差している部分に Vertex が作成され、可能なら三角形や四角形の Edge でフィルすることで、ペイントされた線から Mesh を作成します。


Retopo Paint ツール
(訳注:ヘッダにボタンとして表示されます)




元記事:Blender.org - Retopo