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[[元記事:Python Scripting:http://www.blender.org/cms/Python_Scripting.726.0.html]]
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*Pythonスクリプト

**Willian Padovani Germano

このリリースの重要な変更点:

''新しいモジュールと書き直されたモジュール:''

-新規:Meshモジュール。by Ken Hughes氏。これはmeshデータの薄いラッパーです。既存のNMeshモジュールより動作が速いです。
-新規:Keyモジュール。by Pontus Lidman氏。
-Blender自体のArmatureの新しいコードをサポートするために、ArmatureモジュールとBoneモジュールのAPIが完全に書き直されました。by Joseph Gilbert氏。
-MathutilsモジュールのAPIと、これに関連する各種の型が、作者のJoseph Gilbert氏によってかなり改良されました。氏はまたPoint型を追加しました。
-Blender自体の変更にともない、BuildモジュールとWaveモジュールが削除されました。(この2つはオブジェクト・モディファイアになりました。)

''既存のモジュールへの追加:''

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メイン・インタフェイス:
Pythonがsite pathを初期化するように。by Ken Hughes氏。

- Object:
deform parentとvertex parentのサポート。by Martin Poirier氏。
.getParentSubName。by lordbosh氏。
.effects(読み取り専用)。by Jean-Michel Soler氏。
.protectFlags: transform lockをサポートするものです。by Ken Hughes氏。

- Material:
シェーダ・データへのアクセス。by Campbell Barton氏。
新しいモードのサポート。by Ken Hughes氏。

- Lamp:
areaSizeX/Y、raySamplesX/Y、rayShadow。by Campbell Barton氏。

- Scene:
TimeLineのサポート。by Joilnen Leite氏。

- Ipo:
名前に加えてアドレスコードの指定でもipoにアクセスできるように。by Johnny Matthews氏。

- Image:
.getPixelI、.setPixel[IF]、.getMinXY、.save。by Austin Benesh氏。
New()、GetCurrent()、image.start/end/speed/packed。by Campbell Barton氏。

- Curve:
Taperオブジェクトのサポート。by Toni Alatalo氏。

- Mathutils:
線分の交点、三角形の面積、ベクトルを元にしたトラッキング・クォータニオン、いくつかの法線の計算。by Martin Poirier氏。

- Key:
shapeとkeyblockの名前の取得。by Toni Alatalo氏。
key.ipo。by Johnny Matthews氏。

- Particle:
getParticlesLoc、New(エフェクトをメッシュにリンクするため)。このパッチはJean-Michel Soler氏が提供。

- Render:
.saveRenderedImage()。by Joseph Gilbert氏。

- Texture:
MTexの追加。by Yehoshua Sapir氏。

このほか、多くのバグ修正とドキュメントの更新をしました。

今回のリリースでは特にKen Hughes氏(コーディングと多くのバグ修正)とJoseph Gilbert氏が多くの貢献をしました。Daniel Dunbar氏はBlender内部のモディファイアなどの開発をしながら多くの更新をしました。Stephen Swaney氏は多くのパッチ適用とバグ修正をしました。

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''貢献者:''

Stephen Swaney氏、Campbell Barton氏、Daniel Dunbar氏、Joseph Gilbert氏、Joilnen B. Leite氏、Stephane Soppera氏、Kent Mein氏、Johnny Matthews氏、Simon Clitherow氏、Mika Saari氏、Willian P. Germano氏、Martin Poirier氏、Ton Roosendaal氏、Ken Hughes氏、Austin Benesh氏、Tom Musgrove氏、Yehoshua Sapir氏、Chris Burt氏、Pontus Lidman氏、Chris Want氏、Toni Alatalo氏、Alexander Ewering氏、Jens Ole Wund氏、Nathan Letwory氏。

''スクリプト:''

新規:
-Colladaのインポータ・エクスポータ(アニメーションは未サポート、Mikael Lagre氏作)。
-3DSのインポータ・エクスポータ(Bob Holcomb氏作)。
-MD2のインポータ・エクスポータ(Bob Holcomb氏作)。
-XSIのエクスポータ(Elira氏作、Mal Duffin氏が更新)。
-Blender Lip Synchro(Benoit Foucque氏作)。
-Shape Widget Wizard(Johnny Matthews氏作)。
-Mirror Bone Weights(Thomas Oppl氏作)。
-Archimap UV Unwrapper(Campbell Barton氏作)。

更新:
-インポータ・エクスポータ:パス(aiとsvgモジュール、Jean-Michel Soler氏作); Wavefront OBJ(Campbell Barton氏作); AC3D、Lightwave(Anthony D'Agostino氏作、インポータはAlessandro Pirovano氏が改良); Wings(D'Agostino氏作、インポータはAdamAtomic (Adam Saltsman) 氏とToastie氏が改良); DX8(Ben Omari氏作)。
-その他:texture baker、disp paint、hotkeys(Jean-Michel Soler氏作); empties to armature(Jean-Baptiste Perin氏作); skin、console(Campbell Barton氏作); discombobulator(Evan J. Rosky氏作)。

''将来に関するノート''

BPython APIチームは2.40のリリース直後に徹底的な検査(オーバーホール)を計画しています。現在のAPIは、異なるプログラマーが書いた新旧のモジュールが混在しています。BlenderとPythonが進化したため(さらに、この両方に関する私たちの知識が向上したため)、私たちの多くはBPythonの作り直しが必要だと感じています。

私たちがやりたいのはBPythonの掃除です。つまり、矛盾するものや邪魔なものを出来る限り除去し、Python的なアプローチをもっと支援しつつも、単純さとBlenderコードとの近さを残したいと思っています。APIは、C言語で単純かつ上手に構築します。これに加えて、より一層パワフルで凝ったインタフェイスをPythonで書けるようにします。

おそらくオーバーホールによって正常に動かなくなるスクリプトがあるでしょう。これは悪いことですが、更新されたスクリプトや新規のスクリプトの収集を始めるチャンスでもあります。そうすれば、最新のスクリプトはドキュメントがよく整備され、完成度が上がっている(よくテストされ、馬鹿なエラーがなく、インタフェイスが優れている)ことを確認できるでしょう。

コーダーの方はご心配なく。それほど大きく変えるつもりはありません。基本的にAPIの掃除と改良、これだけです。大きな変更は計画していません。もしスクリプトの更新が必要になったとしても、わずかな修正で済むでしょう。

この計画を明かした理由は、elYsiunとblender.orgのPythonフォーラムや、bf-pythonメーリング・リストで意見を募るためです。コーディング作業に取り掛かる前に、APIの改善について議論することを望んでいます。

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Last update: Dec 22 2005.
This section is maintained by Ton Roosendaal.
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