元記事:
Ipo Drivers
Ipo Driver
IpoDriver は IpoCurve に似ていますが、Bezier Curve の代わりに、他の Object のあるプロパティをその「チャネル」の入力として接続することができます。例えば、IpoDriver を使用し、他の Bone の回転により、Shape Key を「ドライブ」することができます。また、Material の RGB カラーを、Object の XYZ の位置で制御することもできます。
(Ipo)Driver の編集は IpoWindow で行います。チャネル(ウィンドウの右側)に、「アクティブ」なチャネルが表示されてようになっていることに気づくと思います。
Driver を追加するには、"Transform Properties"パネル([N]キー)を使用する必要があります。ここでアクティブチャネルへの Driver の追加や削除、そして構築したい関係の種類が表示されているボタンが使用できます。
Driver Object
どの Ipo チャネルも Drive することができるようになりましたが、現在は、Object の Transform もしくは Pose Bone の Transform のみが、Driver として使用できることに注意して下さい。
現時点では、Local Transform のみが考慮されます。
Object にとっては、これは Parent による Transform のない、Location/Rotation/Scale 値(Object の "Transform Properties" パネル内で表示される値)を意味します。
Pose Bone にとっては、Pose Transform(Rest Position からの変更)のみが Driver の情報ということを意味します。(PoseMode での Transform Property にも表示されます)
Driver のマッピング
Ipo チャネルが「ドライブ」されたとき、その割り当てはデフォルトでは1対1です。これは、例えば Material の "R" 値の範囲が0.0から1.0だけなように、各チャネルにすでにある固有の制限値によってのみ制限されます。
また、回転にマッピングされた時、実際の Ipo 内での Rotation の値は1/10小さくなることに注意して下さい(実際の Ipo システム内の値では180度が18.0になる)。これは Blender の古い時代の意味のない仕様なのです…秘密ですが、実はルーラー(上下だけでなく左右も)が仮想の値を正しく表示するためなのです。
Properties パネルのみが実際の値を表示します。
Drive されたチャネル内の IpoCurve の描画時、この IpoCurve は Driver の Output(左右)と、Drive された物の Input(通常上下)の間のマッピングを決定します。
使用は、素晴らしい新オプション "Insert one-to-one curve"([I]キーもしくはプルダウンメニュー内)で行います。また、このオプションはウィンドウいっぱいにぴったりズームして表示するため、編集が簡単に行えます。もしこのオプションを角度に使用する場合は、180度を1.0ユニットの範囲にマッピングします。
ライブアップデート
Driver が Ipoシステムに統合されたおかげで、Ipo が評価された時はいつでも、常に更新されます。これは少なくともフレームが変わった時に起こります。
インタラクティブなフィードバックのため、Object の Transform 中の更新条件に下記のケースが追加されました。
- 他の Object もしくは Pose Bone から Drive されている Object の Ipo。
- 他の Object もしくは Pose Bone から Drive されている Shape Key の Ipo。
また、Action Ipo への Driver の挿入もできますが、現在は単にフレーム変更時にのみ評価されます。
Todo- Driver にテキストボタンをつけ、1行の Python スクリプトを実行できるように。
- UI をもう少し隠さないように…多分3Dでの表示に?
- Driver でも Global座標での Transform を可能にする。
既知の問題- Bone のリネームで、Driver をリネームしません。
- (ファイルの)Ipo の Append が、リンクされている Driver Object を Append しません。
元記事:
Ipo DriversLast update: Oct 02 2005.
This section is maintained by Ton Roosendaal.