元記事:Armature Envelopes


Armature Envelope




Bone デフォーム距離


VertexGroup もしくは Bone の "Envelope" を使用することにより、Armature をデフォームできるようになりました。
(現時点では両方法は(同じBoneに)同時に使用できず、Mesh が(その Bone の)VertexGroup を持っている場合、Bone の Envelope を使用しません。両方の方法の Bone 毎の設定と、お互いの動作の選択を可能にするためです)。

Armature 内の Bone の Envelope は、デフォーム距離を表す三つの値を持ちます。

Bone root radius
Bone tip radius
両値は Solid の 'Bone' で描画され、この Bone 内のすべての Vertex は100%でデフォームされます。

Bone distance
この値は Solid 'Bone' の外側の領域を決定します。ここではデフォームの効果が徐々(二次曲線)に、0へ減少していきます。

Armature Envelope は、EditButtons の Armature パネルにある、Armature の描画タイプを "Envelope" に設定することで表示が可能です。これは Solid も Wire も同様に、そして PoseMode と EditMode で描画します。
上の画像は、EditMode、Solid 時の Envelope です。白い半透明の部分が、選択されている Bone の周りとブレンドし、"Soft Distance" を表しています。


Editing Envelope


EditMode での Envelope の編集:("Envelope" 描画タイプ使用時のみ)
- Scale([S])でデフォルトで Bone の根元(Root)と先端(Tip)の量の増減
- [Alt]+[S]で Soft Distance エリアの大きさ変更

PoseMode での Envelope の編集:("Envelope" 描画タイプ使用時のみ)
- [Alt]+[S]で Soft Distance エリアの大きさ変更

注意:Soft Distance エリアは Bone を選択した時のみ表示されます。

PoseMode で Bone の Envelope を編集中、Mesh のデフォームはリアルタイムで更新されます。




VertexGroup 作成による Envelope 使用


Mesh が "WeightPaintMode" の時、関連する Armature の Bone を選択できるようになりました(従来は PoseMode での Armature Object だけでした)。

WeightPaintMode 時は、ホットキー[Alt]+[S] により、Bone の Soft Distance のデフォームを編集することもできます。

[W]キーで、選択された Bone の Envelope を、その VertexGroup に適用できます。
もし VertexGroup がまだ存在しない場合は、新規に作成します。
下の画像は、このツール使用の二つのサンプルです。



Armature Object に Mesh を Parent した時、ポップアップメニューのオプション、"Create Vertex Groups" もまた、Envelope データを使用します。

それぞれの Bone の "Weight" 値の編集が、Envelope にも作用することに注意して下さい。スキニングを更にリファインするための、最終的な調整オプションとなります。


WeightPaint


WeightPaintModeWeight 値を Vertex にペイントする WeightPaint に以下の新機能が増えました。




元記事:Armature Envelopes
Last update: Dec 22 2005.
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