元記事:GameBlender



GameBlender


2.37でのリアルタイム機能の変更




Armature 機能


Bone への Parent 関係がリアルタイムでも動作するようになり、Armature でデフォームされたキャラクタのシンプルな衝突判定用のダミーや、ロボットのような手足のリグのセットアップが簡単に行えます。

新しい Armature のフックにより、Edit Object→Replace Mesh Actuator をデフォームされた Mesh でも動作できるようになりました。これはキャラクタの Mesh を交換できることを意味し、衣類の着せ替え、ダメージレベルに応じた別の Mesh への変化、LOD などが実現できるようになりました。


Sensor: Joystick




Joystick の Hat が取りうる値は、
(一番上から時計回りで)
1,3,2,6,4,12,8,9
新しい Joystick Sensor が追加されました。4軸(2つのスティック)、18ボタン、2ハットスイッチに対応しています。LogicBrick は本質的にはディジタルなので、アナログジョイスティックへのアクセスは Python から行います。
sen.getAxisValue() は、4つの変数のリストを返します [00,01,10,11] (Stick、Axis)
(訳注:-32767〜32768)
Sensor は Hat からの読み込みに、ビットマスクを使用して方向の値をセットします。

Hat の方向は、
1 = 上
2 = 右
4 = 下
8 = 左
(斜めの場合は、各成分を足します。例:上+左 = 1+8 = 9)



Material: Z offset


(Camera からの)ポリゴンの深度は、Material の Z Offs を使用することにより、人為的にわずかに短くすることができます。これはほぼ同じ位置に二つのサーフェスがある時、強制的に一つの Mesh を前面に持ってきたいときに便利です。


Python: getDistanceTo


オーナー Object と、ある名前のターゲットとの距離を得るためのシンプルなメソッドです。

例(ターゲット Object の名前は「Name」とする)
import GameLogic
own = GameLogic.getCurrentController().getOwner()
Target = GameLogic.getCurrentScene().getObjectList()["OBName"]
print own.getDistanceTo(Target)



コーディング:Kester Maddock氏、リリースログ:OOPz氏