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Game engine
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時間管理システムの修正Logicと物理演算はもうフレームレートに左右されません。Logicが30Hz、物理演算は60Hzで動作します。これはPythonから設定できます(訳注:Logicが半分なのはパルスシステムなため)。
いくつかのLogicBrick(例:Ipo、Action、Camera、TrackTo Actuator)はスムーズなモーションのため、フレームレートで動作します。
新しいStereoオプション- Anaglyph: 違う色で重ねて表示された二つの遠近画像が赤青の眼鏡・ゴーグルを通じて立体となります。
- Side by side: 二つの遠近画像が二つの水平に並んだスクリーンエリアに表示され、この効果は平行法もしくは交差法で同時に二つのスクリーンを見ることで立体が見えます。
- Vinterlace: 「自動ステレオディスプレイ」のディスプレイの交互のラインにそれぞれの遠近画像を映すことにより動作します。
剛体物理演算のスピードアップ衝突判定が二回侵入判定を行っていたのを、重複するテストを削除したことにより、剛体物理演算のオーバーヘッドを減らしました。
バグ修正- setObjectがKX_GameObjectかつ文字列以外を引数としてとるように。
- あるActuatorにPythonを通じてTarget Objectを適用する場合、現在はTarget Objectの名前の文字列ではなく、そのObjectへのポインタ(GameLogic.getCurrentController().getOwner()もしくはGameLogic.getCurrentScene().getObjectList()(複数)で返ってきます)を与えなければいけなくなりました。以前は、ObjectがAddObject ActuatorによってSceneに追加されたとき、固有の名前が割り当てられないことがここで問題になっていました。
- TargetなしのActuatorが可能に。
PythonにコントロールされるActuatorは、必要なときにそのActuatorのScriptのコントロールによりTargetObjectが入れられるので、毎回Targetが必要ではありません。
以前のバージョンではTargetフィールドに空のObjectをゲーム開始時に入れておく必要があり、ない場合はそのLogicBrickが機能しませんでした。
- Blenderplayerのコマンドラインオプション。
開始時にウィンドウの設定やスクリーンモード、Stereoの設定、Engineのオプションといった、様々な設定を与えることができます。
"Blenderplayer.exe -h"でコマンドと使用方法の完全なリストが見られます。
- Pythonの行列の字句解析を修正。
Pythonベースの行列演算によるエラーを修正しました。