元記事:Outliner


Outliner


Ton Roosendaal氏


OutlinerOutlinerはBlender内と外部に依存している物の階層的ダイアグラムをデータリストで表示するものです。[Shift]+[F4]の'databrowse'では完全には表示されず、'Oops Schematic'ではいまだごちゃごちゃしすぎています。そして何よりも、この二つはあまり機能がありません。

この作業はこのデザイン案を持ってきたMatt Ebb氏との議論の末に始められました。
mke3.net/blender/interface/layout/outliner/
これは下記の実装に近いものです。

Outlinerは"Oops Schematic"Windowのビューモードの一つで、"View"メニューにあります。一度"Oops Schematic"WindowをOutlinerモードにすると、以降(ウィンドウタイプメニュー、もしくは[Shift]+[F9]を使用した時)はOutlinerが表示されます
また、[Alt]+[Shift]+[F9]で、直接強制的にOutlinerにすることもできます。

Outlinerのツリーの表示(開閉状態)は.blendファイルに保存され、常にその編集状況が復活します。ただし新しい'Global Undo'はUIのデータを保存しないため、以前の状態に戻らないことに注意して下さい。

このスクリーンショットは、小さなSceneが視覚化されたものです。階層の表示は二つの方法で行われています。
- リンクされたデータブロック(例:Object→Mesh→Material)のサブツリーの作成。
- Object階層のサブツリーの作成。
Objectの階層はデータブロックのサブツリーと明確に区別するため、補助線が描かれています。


OutlinerのGUI


OutlinerWindow header
ウィンドウのヘッダにOutliner表示できるオプションのメニューボタンがあります。

"View"プルダウンメニューには下記でホットキーとして述べるビューオプションもあります。

Outlinerツリーの操作


アクティブ化とデータ選択
それぞれのアイテムはアイコンと名前で表示されます。あるアイテムが閉じられた場合、そのサブツリーもアイコンのみの表になって描画されます。

すべてのアイコンや名前は左クリックされると常に関連するObjectやSceneがアクティブになり、タイプに応じていくつか追加の動作が行われます。

リネーム
[Ctrl]を押しながら名前をクリックすることにより、名前の変更ができます。これはBoneやVertexGroupsを含む、すべての表示されているデータに有効ですが、Hooksやデフォームグループ、Constraintへのリンクのような「名前のない」アイテムでは動作しません。


Object階層図
Outlinerでの完全なObjectの階層の表示
 ArmatureのBone
OutlinerでのArmatureのBoneの表示

TODO
このOutlinerはまだVersionが1.0です。さらに以下のような多くの機能を提供できるといいでしょう。