元記事:
release_226.txtBlender 2.26新機能:
- すべてのWindowsでのマウスホイールのサポート。二つのユーザセッティングがマウスホイールのためにTop windowに加えられました。拡大方向の[WZoom]と、何行スクロールさせるかを決める[WLines]が設定できます。
また、マウスホィールは選択時とプロポーショナルスケーリング用の円のサイズを変更することもできます。
- "fake user"ボタンがdatabrowseボタンの次に追加され、オブジェクトからリンクされなくなってもデータを保持することができるようになりました。([Shift]+[F4]でData Select Windowを開いたときに各データ名で[F]を押すと、Fという表示が追加され、Fake user化されます)。
- Action WindowからIPOベジェハンドルが操作できるようになりました。アクションキーを選択し、[V]、[H]もしくは[Shift]+[H]を押すと、キーのハンドルがIPOWindowと同様に設定されます。
- Action Windowで[C]を押すと現在のフレームが真ん中にくるようになりました。
- Action Windowで下記の新たな選択方法が追加されました
- ボーダーセレクト([B])をチャンネルネーム内で行うと、チャンネルとconstraintチャンネルが選択できます。
- 右クリックもしくはボーダーセレクトを横スクロールバー内で行うと、選択されたフレームのすべてのキーが選択できます。
- 右クリックもしくはボーダーセレクトを縦スクロールバー内で行うと、左にあるチャンネルもしくはconstraintチャンネル内のすべてのキーが選択できます。
- X-ray boneのサポート。shadedモードにおいてもArmatureがMeshに隠れずに見えるようになります(depth testをしません)。[X-Ray]ボタンはedit buttton window内(Armature選択時)にあります。
- [T]キーをAction Window内で押すことにより、IPOタイプ(constant/linear/bezier)を選択されたチャンネルのIPOカーブに適用できるようになりました。
- Shaded+wireとSolid+wireのdraw modeの追加。基本的にsolid/shaded/texturedモードのオブジェクトにワイヤフレームを重ねて描画しています。
ユーザはそれぞれのオブジェクトごとに、edit buttons window内の[Wire]ボタンで設定することができます。
- Texteditorのheaderに、行数描画についてのボタンを追加。
- Texteditor内でCtrlキーストローク(cut/copy/paste/undo/redo)が使用可能に。
- NTSCレンダリングプリセット(720x480、アスペクト比10x11、30FPS)が追加。
バグフィックス:
- カメラビューにおいて、[shift]+テンキー7(底面)、[shift]+テンキー1(背面)、[shift]+テンキー3(左面)が機能するように。(訳注:少なくともWindows版ではされませんでした。それぞれを[Ctrl]に置き換えてください)
- UnixでFull screeenがデフォルトに。
- IRIXでWM_DELETE_WINDOWを無視するように。
- Imageselect windowでIconが正しく描画されるように。
- レンダリングコードのループ内でしばしば起こる、escapeキーのポーリング待ちによる"slow render bug"の兆候を軽減(escapeキーの反応は悪くなりますが)。
- GIMPでRGBA Targa filesがちゃんと表示されないバグを修正。
次善策:
- Mac OSXでのrenderwindowが閉じるのを防ぐ小さな修正。GUIが無反応になることはなくなるでしょう。
まだ手をつけられていない作業:
- MacOSX版のPlugin
- The Blender210 Python API。2.26では2.25で使用されているAPIのみ利用可能です。
- configureを使用した新しいビルドシステム(これは部分的には動作しますが、作業が必要です)。
- game engineの物理演算サポート。