元記事Python API
追加・修正・更新
前回のリリースと同じく、BlenderはPython 2.3.xを必要とします。
更新・機能強化したモジュール:
ArmatureBlender- 指定のファイルが存在するかどうかチェックするための.sys.exists(path)
- ファイル名を操作する各種の関数。
- .blend形式と内蔵インポート/エクスポート形式(dxf, videoscape, vrml 1.0, stl )のための、.load()関数と.save()関数。
BoneCurve- カーブに点を追加するための.appendPoint( numcurve, newpoint )
- 新しくサポートするモジュールCurNurb。カーブに含まれる個々のカーブや頂点へのアクセスを提供します。
- CurveモジュールがPythonのイテレータと配列をサポート。
DrawIpoIpoからアクセスできるチャンネルを追加。
- Material: Translu, RayMir, FresMir, FresMirI, FresTra, FresTraI, TraGlow
- Texture: FStreng, FFOff, Damping, RDamp, Perm
- Lamp: Energ, R, G, B, Dist, SpoSi, SpoBl, Quad1, Quad2, HaIntl
- Curve Ipo: Speed
- Key Ipo: Speed, 'Key 1' - 'Key 31'
- Action Ipo: LocX, LocY, LocZ, SizeX, SizeY, SizeZ, QuatX, QuatY, QuatZ, QuatW
- Sequence Ipo: Fac
- Constraint Ipo: Inf
Image- .reload()
- .getBindCode() openGL関数
LampMetaballNLAObject- オブジェクトのプロパティ(属性)のadd/remove/modify(追加・削除・修正)をサポート。
- .select() / .isSelected()
- ワールド空間とローカル空間のオブジェクトの行列にアクセスできるように。
- .makeTrack()と.clearTrack()を追加。(old trackの関数です。)
Scene- アニメーション再生のための.play()
- ラジオシティのための新サブモジュールScene.Radio
TextureWindow- エディットモードかどうかのチェックと、エディットモードの入出をするためのWindow.EditMode()を追加。
- Blender.Windowモジュールに17個の新しい関数:
- デモスクリプトを書くのに役立つもの。おまけに、Blenderの入力イベントキューの読み書き。
- GetScreens, SetScreenを追加。GetScreenInfoを改善。
World新しいスクリプトと、スクリプト関連の機能:
新しい付属スクリプト:
- knife.py
- hotkeys, obdatacopier, renameobjectbyblock, これらはすべて Jean-Michel Soler氏によるもの。
- bevel_center by Loic Berthe氏。jms氏が、Blenderに付属させようと提案しました。
- doc_browser, by Daniel Dunbar氏。
機能:
- Scene, Materials, Object, Lamp, Camera, Worldに、ScriptLink関連の関数(get, clear, add)を追加。
- ScriptLinkのONLOADイベントを修正。
- スクリプトを実行するための"-P"コマンドラインオプションを更新。.blendファイル内のTextを実行できるようになりました。
その他の変更:
- スクリプト用のメニュー。
- コードのクリーンアップ。廃止予定だった関数の削除。
- BPythonドキュメントのアップデート:修正、アップデート、追加。epydocでdvi, ps, pdf版を生成できるように、書式を少し修正。
- デモモード。
バグ修正:
- バグ#1206 Object.getBoundBox()がObData座標を返していました。
- バグ#1212 オブジェクトのレイヤーの変更が無効でした。
- バグ#1345 Curve.isNurb()のsegfaultを修正しました。
- バグ#1347. IpoCurve.evaluate()が無くなっていました。
- バグ#1374 importメニューを修正しました。
- バグ#1435 Actionなどの場合、Ipo.getCurve()がIpoを返していませんでした。
- バグ#1402 クラッシュを修正しました。
- ObjectとNMeshのマテリアルリストのための修正。
- その他の様々なバグ。
貢献者:
このリリースをもたらしてくれた、BPythonチームのいつもの面々:
Willian Padovani Germano, Joseph Gilbert, Jacques Guignot, Stephen Swaney, Michel Selten, Alex Mole
以上に加え、スクリプト、機能強化、パッチ、新機能、バグ報告に貢献してくれた人達。順不同。誰か見落としていたら、すみません。
Campbell Barton, Philip Wainwright, Wim Van Hoydonck, Stefano Selleri, Gabriel Beloin , Ben Omari, Carlos Lopez, Andrew Corrigan, Satish Goda, Peter den Bak, Meino Christian Cramer, Yann Vernier, Nathan Letwory, Loic Berthe, Ton Roosendaal, Jean-Michel Soler, Chris Keith, Matt Ebb, 2、3人見落としてるかも。