本日欧州議会にてソフトウェア特許の討論行われる

投稿日時 2003年09月02日 | カテゴリ: Blender.org

本日欧州議会にてソフトウェア特許の討論行われる

ton氏の記事です。
正直今回は自信がないので、間違っているところがあればご指摘お願いします。
ちょうど最終決定を9/22に延期することが承認されようとしている間に、公式の議事日程で今日、コンピュータで実行された発明への特許適用についての提案を議論することが告知されました。

まだヨーロッパでソフトウェア特許をフリーにする嘆願書にここでサインすることができます。また、参考にいい文書がFSFヨーロッパサイトにあります。

そしてもちろん、一番適切な物は、現在議会が討論している、ここにある提案と修正案です。

最もよく理解できそうなのは修正案の下記の部分です。
修正案 11:
3a. 特許適用から除外すること

コンピュータで実行された発明は単なる技術的な貢献とみなすべきではない。なぜなら、コンピュータ、もしくは他の機器の使用も含まれているからである。したがって、ビジネス、数学的もしくは他の方法を実行するコンピュータプログラムを含む発明で、コンピュータシステムもしくはネットワーク内での操作または情報の表現に及ばない、いかなる技術的効果も生み出さない発明を特許にするべきではない。
簡単に説明すると、
発明の規則は、そのいかなる範囲も、実際の世界に本当に効果がある場合にのみ、特許法の目的にふさわしい発明としてみなされるのであり、数十年間、立法と司法の決定の両面から絶えず確認されるのが特許法の基本的な原則だということです。

純粋なアイデアやアルゴリズムの特許は排斥されるでしょう。

欧州議会の決定が何であれ、私たちユーザの60%を超える、アメリカや日本に在住するユーザがそれをすでに日常的な習慣としていることを悟らなければいけません。

私はそれを少なくともこの問題のインパクトをさらに調査するか、もしくはその非常に複雑な問題を理解することのできた人々による研究をBlender Foundationの責任と考えています。次のBlender Conferenceで私たちはそれに注意を払おう思います。





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